最近、スコーンがやたらと目につくような気がしませんか?
筆者が馴染みのあるスコーンといえばスタバか無印良品くらいだったのですが、ここ数年はコンビニやパン屋さんでもよく見かけるようになりました。
はてにはスコーン専門店まで出ているようで、スコーンブームをひしひしと感じるこの頃です。
スコーン自体に馴染みがなかったのですが、分厚いクッキーのような見た目のものやクリームがサンドされたものなど様々なスコーンを知ってからは「スコーンを食べたい」気持ちが強くなっていました。
ついに、先日とある有名店のスコーンを通販で購入。
冷凍状態で届いたスコーン。
お店推奨の食べ方はトースターで温めてから食べる方法でしたが、筆者はトースターを所有しておらずいかにして食べるべきか困りました。
そこで冷凍スコーンの食べ方について調べたところ、電子レンジで温める方法から冷たいまま食べる方法もあると判明。
せっかくなので色々な食べ方に挑戦してみました!
万能な「電子レンジで軽く温める」方法
スコーンは常温でしか食べたことがありません。
でも、スタバではスコーンを温めてもらえるイメージがあったので「温めても美味しいのかな」と気になっていました。
筆者が購入したスコーンもトースターで温める方法がおすすめされていたので、まずは温めて食べてみることに。
筆者は残念ながらトースターを所持していないので、代わりに電子レンジで温めました。
実際の温め方はこちらです。
- 冷凍庫から出したスコーンor自然解凍したスコーンをラップでふんわりくるむ
- ラップにくるんだスコーンを電子レンジ(500W)で30秒温める
- 表面がほんのり温かくなっていればラップをとり、スコーンをお皿へ(スコーンの表面がひんやりしていれば10秒追加。これを表面が温かくなるまで繰り返す)
ポイントは温めすぎないことです。
筆者の失敗談をお伝えしておくと、初めてスコーンを温めたとき「しっかり温めなきゃ」と自然解凍した状態のスコーンを500Wで1分ほどチン。
スコーンの表面はアツアツになっていました。
温かいうちに食べようととフォークをスコーンに刺すとほろほろと崩れていきます。
「やわらかいんだな」なんて思いながら、崩れたスコーンをフォークに乗せて一口。
あつすぎて味がわからず(泣)
冷めるのを待って再度食べるとようやくスコーンのやさしい甘さを味わえました。
しかも、冷めた状態のスコーンは表面はサックリ、中はほろりで感動的な食感に…!
しっとり系のスコーンではまた事情が変わってきそうではありますが、サクサク系のスコーンは温めすぎには注意したほうがよさそうです。
噂の冷凍食べはスコーンの特徴を見極めて!
電子レンジでも美味しく食べられることがわかったら、次に気になるのが冷たいまま食べる方法。
スコーンによっては「温め不要で自然解凍でOK」とされているスコーンがあります。
またスコーン好きさんの中には「冷凍食べ」派さんもいるようです。
「冷凍食べって何だろう?」と調べてみると、おもな食べ方としては
- 冷凍庫から出したてのスコーンを電子レンジで10秒ほど温める
- 冷凍庫から出してすぐそのまま食べる
自然解凍を必要としないなんともお手軽な食べ方ですよね。
10秒だけ温めるのは割とどんなスコーンでも利用できそうですが、冷凍のまま食べる方法についてはちょっとだけ気をつけたほうが良いかもしれません。
ここでもう一つ筆者の失敗談を載せちゃいますね。
筆者は先のスコーン温めすぎた事件よりも前に自然解凍に挑戦しているのです。
結果としては
「スコーンの良さを堪能できなかった」の一言につきます。
まず、かじった時点で「かたさ」に驚きました。
そして肝心の味についても咀嚼を続けるうちに「うっすら味がするような…」程度にしか感じられなかったのです。
一口食べた時点でどうしても納得がいかず、温めることに。
そこで「温めすぎ」事件が起きるわけですが、温めたことでようやくスコーン本来のもつ食感や味を知ることができました。
いわゆる冷凍食べではなかったにせよ冷たい状態でスコーンの美味しさをあまり感じられなかったのは
- 砂糖たっぷりの甘さが強いスコーンではなく、素材ほんらいの味を楽しむスコーンであった
- サクほろ系のスコーンであった
上記の要因が大きかったように思います。
ちなみに、冷凍食べがどうしても気になった筆者は後日、無印良品の桜スコーン(期間限定品)で冷凍食べにリベンジしました。
冷凍庫から出してそのまま食べてみたところ、ちゃんと美味しかったです。
あくまでも個人の感想ですが
- サクっとしたスコーンよりしっとりあるいはもっちり系のスコーン
- 冷たいと甘さを感じづらくなるので、アイシングやチョコがけなど甘さ強めのスコーン
のようなスコーンは冷凍食べに向いている気がしています。
これから暑くなってきますから、温かいスコーンではちょっと食べづらいときもありますよね。
そんなときは「冷凍食べ」をぜひご検討くださいませ。
個性豊かなスコーンを色々な食べ方で楽しもう
筆者の中でのスコーンはずっと「もったりとした焼き菓子」のイメージでした。
ソフトクッキーの進化版みたいな存在だったのですが、ひとたびスコーンに注目してみるとブロックのようなスコーンや「狼の口」と呼ばれる亀裂のはいったスコーンたちが。
あきらかにソフトな食感ではなさそうなスコーンたちに惹かれ、今回スコーンをお取り寄せしましたが完全にこれまでのスコーンのイメージが覆りました。
筆者が知っていたスコーンはごく一部で「サクほろッとしたスコーン」や「外サク中しっとりのスコーン」など様々なスコーンがあるようです。
さまざまな個性をもつスコーンはそのお店が推奨する食べ方で楽しむのがベストではありますが、食べる側の好みによって温度にこだわって食べるのも楽しみ方のひとつ。
これは完全にスコーン沼にはまってしまいそうです。
スコーンブームが来ている今、いろいろなスコーンとの出会いを楽しみたいですね。