懐かしのお弁当用冷凍おかずで泣いてしまった話【お弁当作りをされている方へ】

皆さん、誰かにお弁当を作ったことはありますか。

お子さんやパートナーのために日々お弁当を作っているという方、本当にお疲れ様です。

筆者は平日のお昼のために自分用にお弁当を作っています。

筆者のお弁当はあくまでも毎日準備できることを目指したお弁当のため、SNSで話題になるような華やかなお弁当を作れる方は本当に尊敬しますし、あこがれもあります。

キラキラとしたお弁当を見かけて「すごいな」と感心する一方で、「自分のお弁当は手抜きかも」と自信喪失することも。

筆者と同じような思いをした方いらっしゃいませんか。

お仕事やおうちのことをしながらの中でお弁当作りになかなか時間をかけられない方も多いはず。

そんな人たちのために市販の冷凍おかずは日々レベルアップしている気がします。

美味しいですし、種類も豊富ですよね。

それでもお弁当に冷凍おかずを入れるのは「手抜き」「身体によくない」とマイナスイメージが残っている印象です。

作っていない人たちによるこういった意見は一先ず置いておいて、作る側が上記のようなマイナスイメージに囚われてお弁当作りで悩まれているのは悲しいなと思います。

そこで「お弁当作りに奮闘されている方へ少しでも感謝やエールを伝えたい」と今回は記事を書いてみました。

この記事を読んでほしい人はこんな人
  • 冷凍おかずをお弁当に利用するのに罪悪感や抵抗感がある人
  • お子さんへのお弁当作りに不安や悩みを抱えている人

気軽な気持ちで読んでもらえたら幸いです。

目次

時短・継続できるお弁当の秘訣は「お弁当用冷凍おかず」

お弁当を持参していると「一人暮らしなのにえらいね」なんて褒めてもらうこともありますが、そんな言葉が申し訳ないほど筆者のお弁当は簡単なもの。

赤、緑、黄色が入るように気をつけているので、見た目はそこそこ頑張ってる風に見えるのですが、実は卵焼き以外は詰めるだけの本当に簡単なお弁当。

黄色は卵焼き、赤はカニカマかプチトマト、緑は冷凍枝豆か冷凍ブロッコリーが基本。

メインのおかずは冷凍食品の唐揚げや魚フライ。

入れる位置さえ決まりきったまるで業者さんになった気分でつくるお弁当です。

詰め方に悩む必要のない、卵焼きさえ作ればなんとかなるお弁当。

そんな感じなので、メインのおかずを選ぶのがささやかな楽しみとなっています。

「明日は唐揚げにしよう」「魚の気分だから鮭フライにしよう」などと、ひそひそ前日の夜に詰めています。

月華

夜に詰めてしまうことで、貴重な朝の時間を節約しています。やっぱり朝は少しでも長く寝ていたい…。

懐かしの冷凍おかずとの再会

そんな筆者は、冷凍庫に2~3種類の冷凍食品おかずを常備。

食品を買う場所もたいがい決まっているので、買う冷凍おかずも大体同じものになっています。

しかし、先日普段行かないスーパーで買い物をしたところ、あまり見かけない冷凍食品おかずを見つけました。

安かったので思わず購入。

「初めてだから、美味しいといいな」といつも通りお弁当を準備していると驚きました。

バッと袋を開けると

明らかに見覚えのあるコロンとしたタレをまとった小さい唐揚げ

が目の前にあるのです。

どんな味だったかすら思い出しながら、自然と母が頭に思い浮かびました。

母の愛情を感じて涙

実は、筆者のお弁当スタイルは母から受け継いだもの。

中学・高校時代、ほぼ毎日お弁当を母に用意してもらっていました。

その頃の母はフルタイムパート。

日中働いて、家に帰れば家のことをほぼすべてやっていました。

そんな母が作るお弁当も卵焼きとプチトマト以外は冷凍食品を詰め込んだもの。

世間では「冷凍食品ばかりのお弁当」について否定的な声がありますよね。

  • 冷凍食品ばかりでは栄養面が心配
  • 冷凍食品なんて愛情が足りないのでは

実際、母も「冷凍食品ばかりでごめんね」「毎日同じお弁当で飽きない?」とよく言っていました。

筆者は正直なところ、冷凍食品ばかりだからイヤだなんて思ったことは一度たりともありません。

お弁当に入っている卵焼きが大好きで、毎日お昼が楽しみでした。

冷凍食品ばかりといいつつ、色どりを気にしてプチトマトを入れてくれたり、お肉ばかりにならないようにおかずの組み合わせを考えてくれたりと、今思い返しても「ありがたい」と感謝しかありません。

思いがけず再会した冷凍おかずで昔の母のお弁当を思い出すなんて。

再会したのが母の日当日だったせいでしょうか。ちょっとだけ泣いてしまいました。

お弁当を作っている方へエールを

冷凍おかずがなければ、母も筆者もお弁当を作り続けるのは困難だったでしょう。

大人になってからしばらく母にお弁当を作っていた時期があります。

そのとき母がよく「まさか自分の娘にお弁当を作ってもらえるなんて」と言っていました。

作っているのは卵焼きくらいなのにすごく喜んでくれたのが印象的です。

最近のお弁当用の冷凍食品は種類が豊富で、自然解凍OKの商品があるなど使い勝手も抜群。

そして、美味しいです。

「冷凍食品では栄養がとれない・バランスがよくない」と不安に思うかもしれませんが、筆者は長年冷凍おかずのお弁当を食べていますが、ものすごい健康体。

具体的にはインフルエンザにはかからず、気づけば11年間発熱しなかったなんてこともあります。

自分でもちょっと引くレベルで健康ですね。

お昼のお弁当だけでここまでの健康を得たというつもりはありませんが、冷凍おかずのお弁当で不健康になるという話は信じなくてよいのかなと。

冷凍おかずに抵抗感があってまだ使っていない方は、頼れるなら頼ってみてはいかがでしょうか。

すでに使っているけど不安があったという方も少しは安心していただけたでしょうか。

冷凍おかずが入ったお弁当でもここまで健康的に育った人間がここにいますよ。

猫吉

子どものころ食べていた冷凍おかずに再会できてよかったにゃ。

月華

自分でお弁当を作るようになって特に思うのですが、誰かに作ってもらったお弁当はやっぱり嬉しいです。中に冷凍おかずが入っていようとやっぱりそこには愛情があったように思います。

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この記事を書いた人

適応障害の末、社会人6年目で正社員を退職。現在は非正社員(年収240万)で幸せに生きていく方法を模索中です。
保有資格:社会福祉士/精神保健福祉士/化粧品検定1級
☆ねこと暮らしたい
☆美味しいもの・コスメ好き
☆お金の勉強中
☆不安とうまく付き合いながら自分に正直に生きたい

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