待つこと数か月、ヴィセパノラマデザインアイパレットの 数量限定カラー「ラベンダーベージュ」がようやく届きました!
もう5月も半ばということに少し恐怖しつつ、やっぱり新しいコスメは気持ちが高鳴りますね。
しかもこのヴィセの新作は写真の時点で絶対に欲しいと思っていたので余計にワクワクしてしまいます。
ちなみにヴィセからは新作である「ネンマクフェイクルージュ」も登場しました。
こちらのリップはアイシャドウと違って限定品ではなかったので「急いで買わなくても」と思ったのですが、やっぱり気になってしまって結局Amazonで予約。
発売日が近づくほどリップへの注目度が高まっているようだったので、予約しておいてよかったです。
それでは、とても楽しみにしていたヴィセのアイシャドウとリップの両方のレビューをしていきます。
光を味方にするアイシャドウ「ラベンダーベージュ」は透明感爆発!
まずはアイシャドウのほうからレビューしていきます。
それにしてもラベンダーベージュって色名がすでに魅力的ですよね。
ヴィセのアイシャドウは本当に久しぶりで、パノラマデザインアイパレットにおいては初めてです。
一見よくある4色アイシャドウパレットのようですが、パノラマデザインアイパレットは4色の下に細長くもう1色配置されているので正確には5色アイシャドウパレットです。
どう使えばいいのかなとアイシャドウの裏側を見てみるとちゃんと使用方法が記載されていました。
左上のラベンダーはベースかななんて思っていたのですが、実際は目頭、眉下、こめかみ、頬骨を結ぶ目もと部分や鼻すじなどの立体感をあたえたい部分に使用するカラーでした。
光を取り込むことに着目したアイシャドウとは新鮮ですね。
せっかくなので使用方法を参考にメイクしてみました。
「定番化を切望」ブルべにやさしい青みベージュパレット
使ってみた第一印象は「やっと出会えた」です。
筆者はパーソナルカラー診断を受けてブルべ夏と診断されています。
肌自体は青っぽさもなく色白でもないのですが、黄みがかったアイシャドウは目元が重くなってしまうタイプです。
誰でも似合うと謳っているベージュやブラウンアイシャドウではしっくり来ることがありませんでした。
ずっと似合うベージュ・ブラウンアイシャドウを探していたのですが、このヴィセのラベンダーベージュはまさにピッタリ。
各色の印象は
左上(ラベンダー):粉質しっとり。指塗りしやすい。発色は控えめで色よりもツヤツヤとした輝きを与えてくれ、明るくなる。
右上(緑っぽさのあるシルバー):粒大きめのパールがキラキラと輝く。密着する感じがあり、粉飛びしにくい。瞼にのせると緑色っぽさはなく、シルバーに見える。
左下(パール感のあるベージュ):ブロンド感のあるベージュ。瞼にのせると肌なじみがよい。パールの繊細な輝きを感じさせる絶妙カラー。
右下(マットなココアブラウン):よく見るとものすごい細かいパールが見える。瞼にのせるとふわっとした質感でほんのり深みを出してくれるカラー。
一番下(マットなチョコレートブラウン):おそらく完全なマット。普段アイライン引かない人間でもちょっとだけ引き締めたいときに使いやすい。
実は右上と左下は若干の不安があったのですが、予想以上に使いやすかったです。
右上はラメが大きくて「アルミくずのように見えるのではないか」と心配だったのですが、瞼でキラキラときれいに光ってくれました。
(アルミくずと書きましたが、ラメがゴミみたいに見えた経験はないですか…?)
ラメの粒が目立つアイシャドウは不自然に見えることがあったので苦手意識がありましたが、このラメは大丈夫でした。
左下はまぶたがくすんでしまうかもという心配があったのですが、変に暗くなることなくちょうどよいベージュ感を与えてくれて大人っぽい印象にしてくれます。
もし単体であったらまず手を出さないカラーですが、こんなにおしゃれな発色となるとは意外でした。
左上のラベンダーはベースに仕込むと透明感を与えてくれる予感がしますし、右下カラーは秋冬になったら単体でも活躍しそうです。
一見、春夏向けのアイシャドウの印象が強いですが、工夫しだいで季節に関係なく使えそうな気がします。
ピンクやモーヴ系ばかりになっていた筆者にとって、まさに革命的なアイシャドウ。
プチプラ価格でこんなにおしゃれなベージュ系アイシャドウが登場してくれたことに感動しています。
不満を1つあげるとすれば「限定」なこと。なんとか定番化してほしいです。
ネンマクフェイクルージュはむっちり感のある仕上がり
次はこちらも期待度の高いネンマクフェイクルージュについてレビューしていきます。
猫好きかつブルべ夏の私は迷わず、PK851わがままな肉球を選択。
(公式の色説明を見てみるとわざわざ”猫の”肉球と記載してあるので、猫好きに買わせるためではないかと勝手に思っていいます。)
他の色につけられた名前もおしゃれですから、ヴィセさんもかなり力を入れたリップなのではないでしょうか。
ネンマクフェイクルージュを使ってみた感想としては
- ティントじゃないのに落ちにくさを感じる
- 透け感のある発色かと思いきや色づきしっかりめ
- ツヤ感よりむっちり感のある唇に仕上がる
- セミツヤっぽく仕上がり
- においがなくマスク着用時も飲食時も気にならない
- 乾燥しづらい
まず驚いたのは仕上がりです。
粘膜リップと聞いて勝手に透明感のある仕上がりを想像していたのですが、実際は唇をしっかりカバーしてくれるような仕上がりでした。
唇をカバーと書きましたが、ベタっとしたいかにも「リップ塗りました」という感じではなく、リップが唇にしっかりフィットして色を整えながら、自然なボリューム感を与えてくれる感じです。
PK581のカラーはやわらかさと落ち着き感を感じさせるモーヴピンク。
上品に見せてくれるカラーでオンオフ問わず使いやすいと感じました。
においもなく今のところ乾燥が気になる様子もないので、とても大満足のリップです。
リップモンスターとの違いは?
リップモンスターとの違いを気にされている方も多そうですので、そのあたりもレビューしていきますね。
まずケースの大きさはほぼ同じくらい。
形に違いがあって、ネンマクフェイクルージュは円柱でコロコロしているのに対し、リップモンスターは四角柱で角張っている形。
手にフィットする感じやポーチに入れる際にかさばらない感じが、ネンマクフェイクルージュのケースのほうが個人的には好みです。
でも、やっぱりリップモンスターのケースも重厚感や貫禄があっていいですよね。
実際に使用して感じた違いとしては
- ネンマクフェイクルージュのほうが色が濃密で、見たままの発色になりやすい
- リップモンスターは透け感があるので素の唇の赤みなどが活きる
- どちらも色残りはしっかりめ、ややリップモンスターのほうが色残り強め
- 保湿力はネンマクフェイクルージュのほうが高めかも
- リップモンスターはサラッと、ネンマクフェイクルージュはもっちり感
落ちにくい処方やリップスティックという形状のためか、第二のリップモンスターとして注目されていたネンマクフェイクルージュ。
勝手に使用感や仕上がりが似ているのかなと想像していたのですが、まったくの別物と思ったほうがよさそうです。
どちらのほうが優秀という訳ではまったくなくて、どちらも違う良さがあります。
落ちにくさはリップモンスターのほうがあると書きましたが、唇の色残りは同じくらい強いと感じました。
ただ、コップなどへの色移りが目立ったのはネンマクフェイクルージュ。
この色移りのしやすさはネンマクフェイクルージュのテクスチャーの濃密さが影響しているのかもしれません。
ひと塗りでもリップがしっかりと唇にのる印象があるのです。
逆にリップモンスターはさらっと質感で唇にも薄くのる感じがあるのでその分、色移りが気になりにくいのかなと。
この質感の違いのためか、塗り心地にも違いが。
リップモンスターのほうが軽さがあって、リップモンスターにリップクリーム感を足したのがネンマクフェイクルージュといった感じです。
色持ちのよいリップスティックを探していて、どちらにしようか迷ったときは
リップはとにかく軽やかさ重視派さんは、リップモンスター
唇が乾燥しやすい方やボリューム感がほしいなら、ネンマクフェイクルージュ
が1つの判断基準なりそうです。
質感や仕上がりにこだわりがないなら、色で決めるのがおすすめです。
リップモンスターはカラー展開が豊富ですし、ネンマクフェイクルージュもリップモンスターより種類は少ないですが使いやすいカラーばかりですので、自分がときめく色を選んでみましょう。
ヴィセ5月の新作はとても優秀!早めにチェックを
今回紹介したパノラマデザインアイパレット限定色「ラベンダーベージュ」とネンマクフェイクルージュ「PK851」は個人的に大ヒットしました。
しばらくスタメンコスメになりそうです。
アイシャドウは限定品なので早めにチェックすべきであることは間違いないのですが、ネンマクフェイクルージュもできれば早めをおすすめします。
というのも、先日立ち寄った薬局ではネンマクフェイクルージュが全色とも売り切れ。
気になってAmazonや楽天などの各サイトものぞいてみると各色在庫は確認できましたが、「PK850 うさぎの恋人」は売り切れか高額設定ばかりでした。
ネンマクフェイクルージュ自体も好調ですが、特に「PK850 うさぎの恋人」が人気爆発しているようです。
ネンマクフェイクルージュを少しでも早く試したいなら、アイシャドウと合わせてぜひお早めに確認してみてくださいね。