生理前後だけじゃない⁉排卵日でも体調は変化しやすいようです

こんにちは。突然ですが、皆様は生理で体調が変化しやすいですか?

私は心の不調はもうずっとなのですが、それとは別に身体的な不調にも悩みがありまして、今更と思いながらもここ数か月の間、自分の不調に規則性がないか観察しておりました。

その結果、生理前・生理中以外でも不調が起きやすい時期を発見します。あくまで自分で調べた限りですが、どうやら「排卵日」が関係しているようです。

PMS(月経前症候群)とPMDD(月経前不快気分障害)などの生理に関係する不調は自覚があったのですが、排卵日までは気にしていませんでした。

「生理による不調があるなら排卵による不調もあってもおかしくないのでは」

と気になり調べてみると排卵日前後も体調の変化は生じやすいようです。

月華

やはり、排卵でも体調の変化は起きやすいようです。モヤモヤしていたのが原因がわかって少し安心しました。

猫吉

原因不明の不調って結構こわいから目星が付いたのはよかったニャ

今回は、私個人の生理周期ごとのよくある不調をまとめた記事となります。

私のように周期的に体調の変化が起きやすい方の参考になれば幸いです。

生理や排卵日前後の不調は個人差があります。またお気づきの不調の裏には”別の病気が隠れている”可能性もありますので、体調に不安がある方はぜひとも早めに病院を受診してくださいね。

私ももう少し症状が重くなったり、他の症状が出るようなら病院に行くつもりです。健康第一!

目次

私の生理事情

ご理解いただいている方が多いと思いますが、生理って個人差が大きいですよね。どんな生理事情なのかわかったほうが参考にしやすいかと思いますので、私の生理事情を簡単にお伝えしておきます。

私の生理
  • もともと経血量は多くなかった
  • 生理痛は毎回症状が変わるが、頭痛や腹痛、腰痛がメイン
  • 3年くらい前から生理が来なくなる
  • 生理が来なくなったことをきっかけに婦人科に行くようになり現在は薬によって生理が来ている
  • 経血量がかなり少ない

年齢は、30歳手前です。

生理が来なくなった原因として医師からは「ストレス」「体重減少」「体脂肪の少なさ」を指摘されました。

月華

個人的に体重よりは体脂肪が少ないのが原因かなと思っていますので、普段の食事で脂質をとったり、鉄分やカルシウムも意識して摂取するよう心がけています。

生理は来ると「来なければいいのに」と思ってしまいますが、来なきゃ来ないで何かしら悪影響があるのです…。

意外?「不調が出やすい」排卵日前後の変化

さっそくですが、今回のメインテーマである排卵日前後での体調変化について。

生理前や生理中の体調不良に関しては、よく体験談もありますし自覚がある方も多いのではないでしょうか。生理前や生理中の期間を長めに見積もり、体調が不安定な時期を2週間くらいだとすると、残り2週間は心も体も快適に過ごしやすい期間と考えられます。

私も生理終わり2週間は比較的体調を崩しにくいと思っていました。ただ、よくよく振り返ると2週間もないような気がして、もっと早い段階で体調が下降するのです。

原因は排卵日、でした。

排卵日はいつ?生理開始日との関係

生理何日後に排卵するかは生理周期、つまり個人差がある模様。排卵してからいつ生理が来るかのほうがわかりやすく、通常なら排卵後12~14日目で生理が来るようです。

私の場合、薬で生理が来ている状態なので生理周期は28日。排卵日は生理後14日目であると推定されます。

排卵日を含む排卵期はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の比率が入れ替わっていく時期になります。ホルモンの急激に変化するため、排卵痛のほか冷え・むくみ等の変化が起こりやすい時期です。

※エストロゲンとプロゲステロンについては後でまた出てきます。

私が排卵日の数日前から不調が出やすいです。起きやすい変化としては以下のとおり。

  • おりものが増える
  • 下腹部が張る
  • 下腹部がチクチク痛む
  • むくみやすくなる
  • 眠れなくなったり逆に眠たくなりすぎたりを繰り返す
  • 食欲が増す
  • やりたいことへの意欲はますが同じく面倒くさい感情もUP

「本番前から不調ってどういうこと」生理前の変化

排卵日を終えると、今度は生理前の時期に突入していきます。

PMS(月経前症候群)とPMDD(月経前不快気分障害)がよく聞かれるようになってきましたが、生理前に不調を感じる女性は多いのではないでしょうか。

生理前の体調不良に関係しているとされるのが、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンです。プロゲステロンは「妊娠をサポートする」ホルモン。排卵直後から分泌量が増加し、妊娠が成立しなければ、排卵後約1週間後から分泌量は減少していきます。プロゲステロンによる変化としては基礎体温の上昇、食欲増加やむくみ等です。眠気イライラを感じやすくなるとも言われています。

月華

生理前って肌荒れも起きやすくはないでしょうか。プロゲステロンは皮脂分泌を促進するらしく、ニキビや毛穴詰まりが起きやすくなるようです。

プロゲステロンが妊娠に重要なホルモンであるとはいえ、不調になりやすいのは困ったものですね。

生理前に私が感じやすい身体の変化としては以下の通り。

  • 便秘になりがち
  • 甘いもの(特にチョコレート)を欲する
  • 毎日のように食べているキャベツや豆腐が食べたくなくなる
  • サーモン・アボカドが食べたくなる
  • ネガティブモードに拍車がかかる
  • 全体的に食欲増加
  • 普段よりもさらにむくむ
  • 肌荒れが起きやすいくなる
  • 些細なことでイラっとしがち

プロゲステロンによる影響をしっかり受けている気がしますね。便秘や特定のものが食べたくなるのは個人差が大きそうですが…

月華

私の場合はもともとうつ傾向なのもあって「気分が落ち込みやすくなる」「眠れなくなる」が深刻になりがち。無理せず何かできなくても「ホルモンのせいだ」と考えるようにしています。

「毎月来るなんて嫌すぎる」生理中の変化

生理ってなんで一月に1回もあるのでしょうか。しかも1日だけじゃなくて約1週間も続くの辛いですよね。

私は薬のおかげでいつ生理が来るかほぼ確実にわかりますし、経血量も少ないので下着を汚す心配こそないのですが、眠気と何かしらの生理痛が起こるので「生理って面倒だな」と思います。

生理中の不調としてよくあるのは「下腹部痛」「腰痛」「頭痛」「吐き気」「貧血」「イライラ」等。いわゆる生理痛の主な原因はプロスタグランジンという物質で、生理直前から前半までに急増します。プロスタグランジンは子宮の収縮を促進するのですが、多すぎると腹痛だけでなく、腰痛・頭痛・吐き気・下痢等まで招く恐れあり。

生理痛が重い人は、プロスタグランジンの分泌が多いのかもしれません。

生理痛がひどいのは「子宮筋腫」「子宮内膜症」「子宮腺筋症」等の病気の可能性もあるそうですので、頑張って我慢したりせずに一度病院へ行ってくださいね。

私の生理中のよくある体調変化は以下のとおり。

  • 食欲は落ち着く
  • お腹が重い
  • 便通がよくなる(緩くなる?)
  • 腰が痛い・だるい
  • 豚肉・マグロが食べたくなる
  • 豆乳・牛乳が飲みたくなる
  • アルコールが回りやすくなる
  • 肌は不安定なまま
  • 眠い

腹痛・腰痛のほか、便が緩くなっているのはプロスタグランジンの影響っぽいですね。

「生理中は食欲が爆発する」イメージですが、私は生理前や生理後のほうが食欲沸くタイプです。生理中はお腹に違和感があるせいか空腹感をあまりなく、でも食べても満腹感も得にくくて何とも不思議な感覚。

月華

生理はエネルギーが奪われる感じがしたり「鉄分が不足しやすい」と聞いたりもするので、いつもより食べる量を増やすよう心がけています。

「解放感」生理終盤から1週間の変化

生理が終わると何となく体調が安定しはじめると感じませんか?

生理終盤からエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの分泌量が増加します。エストロゲンは女性らしい身体にする作用があり、肌や髪などを健康に美しくしてくれる効果も。

月華

エストロゲンは女性にとって嬉しい効果がたくさん!エストロゲンが増える時期は快適に過ごせることが多いようです。

私は生理が終わって2~3日ごろから肌の調子がよくなり始め、生理前に生じた肌トラブルが治りやすくなります。

生理が終わるとどこか気分が晴れますよね。生理が終わってから排卵日(生理開始後2週間頃)までに生じやすい、私の変化はこんな感じです。

  • お煎餅やおかきなどのしょっぱいお菓子が食べたくなる
  • 甘いものだと素朴なクッキーやビスケットが食べたくなる
  • 瑞々しい果物が食べたくなる
  • ハードパンやベーグルパンが食べたくなる
  • スパイスの効いた味付けを求めるようになる
  • お肉やお魚が食べたくなる
  • 生理前の肌トラブルが改善方向へ
  • フットワークが軽くなる

生理中のお腹の不快感がなくなるおかげか、生理終盤から食欲が回復してきます。色々なものが美味しそうに見える時期です。

月華

生理終わりは痩せやすい時期なんて話を聞くのですが、私はつい食べちゃいます…

色々食べたくなるのは心が安定しているから?

食べたくなるものを一応書いていますが、あくまでも一例で感覚としては「自分が食べたいもの頭に浮かびやすい」時期です。

私は基本、食べたいものがわかりにくいです。心の底では食べたいものがあるのかもしれませんが、「たんぱく質を取らなくちゃ」「カロリー・脂質を取りすぎたらいけない」「炭水化物のみはダメ」等の声のほうが大きくて、自然と毎日似たようなものばかり食べています。

「ダメ」の声が一切なくなるわけではないのですが、「食べたいもの」が声を乗り越えて頭に浮かびやすくなるのが、生理終わりからの約1週間なのです。

月華

1週間の間でも多少浮き沈みはあるのですが、比較的気分の落ち込みが緩和されます。食べたいものがわかりやすくなるのも心が元気になっているからこそなのかなと思いますね。

心も体も絶好調なのはとても貴重?生理周期を活用して自分らしさを

自分の体調変化を生理周期で当てはめてみると、納得できる変化が多かったです。

ひと月の中で”心も体も絶好調”な日なんてなくない?

とは感じていたのですが、それでも比較的安定しやすい期間を自分なりに見つけられたのは1つ安心材料。

メンタル面も考慮すると非常に難しいのですが、生理後1週間は”新しいことに挑戦してみよう”、”面倒くさくて避けていたことをやってみる”そういった期間にしようと思います。

”今できていることを維持する”だけでも結構大変なのですが、それだけだとどうしても自信がなくなったり、不安になったりしてしまって。

月華

”やりたい”をやってみたいのだと思います。

猫吉

それなら心と体が安定しやすい時期が安心だね!

絶対にやらなくてはと思うとまたプレッシャーになりそうなので”できたらやる”くらいの気持ちでやってみようと思います。

心と体の波を乗りこなせるように

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この記事を書いた人

適応障害の末、社会人6年目で正社員を退職。現在は非正社員(年収240万)で幸せに生きていく方法を模索中です。
保有資格:社会福祉士/精神保健福祉士/化粧品検定1級
☆ねこと暮らしたい
☆美味しいもの・コスメ好き
☆お金の勉強中
☆不安とうまく付き合いながら自分に正直に生きたい

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