久しぶりの更新になります。
更新に時間がかかったのはプライベートでちょっと辛いことがあったからです。
実はずっと働いてきた会社の正社員を辞めることになりました。
とりあえず、フルタイムパートとしての道は決まっています。
しかし”正社員でなくなる”不安でいっぱいです。
不安でたまりませんが、唯一救いとなっているのがSNS。
SNSで色んな働き方・生き方をしている方々を知り、
”正社員じゃなくても一人暮らしはできるんだ”
”一つの会社にこだわらなくてもいいんだ”
”たくさん稼ぐ=よい人生とは限らない”
など、少し希望が持てました。
働き方や生き方で悩んでいる方って本当に多くいらっしゃるのですね。
という訳で、今日は私の正社員を辞めるに至った経緯を投稿したいと思います。
プライベートな内容になりますので、ご興味のない方はぜひスルーしてくださいね。
ただ、もし働き方や生き方に悩みや不安があるなら少しだけお付き合いいただけると幸いです。
筆者はどんな人?無理をして働き続けた結果
まずは皆様の参考になるように筆者の特徴を明かしておきますね。
- 28歳、女
- 1人暮らし
- 新卒で準公務員
- メンタルクリニック受診中(適応障害・不安障害)
- HSPの気質あり(自己判断)
ざっとこんな感じでしょうか。
メンタルクリニックに通い始めたのは社会人になってからです。
しかし、学生の頃から入眠困難だったり、ストレスフルだったり”生きづらさ”を抱えていました。
家庭環境も親が不仲。
父とはろくに会話もせず、母親とは仲が良かったですが今思えば機嫌を伺ってばかりいました。
学校は授業や勉強は苦ではなかったのですが、集団の中にいるのが苦手で小・中は本当に行きたくなかったです。
大人になってようやく認めることができましたが、要するに筆者は”人といると極度に疲れる”人間でした。
自分が嫌だと感じる人といるときは言わずもがなですが、好きな友人や家族であっても”相手にとって負担になっているのでは”がどうしても気になってしまい疲れてしまうのです。
好きな人と一緒にいるのも疲れてしまうの?
楽しいし、会ってくれることに本当に感謝しているんだよ、間違いなく。
でも、どうしても「嫌われたら」という不安が消えてくれないんだよね
自分の苦しさを無視しててただ耐え続けた
私は、人と一緒にいるには一人時間が欠かせません。
しかし、新卒で最初に配属された部署は残業が多い部署でした。
新人だったので仕事量は少なかったのですが、
- 他の人がまだ仕事している中、自分だけ帰れず次の日でもよい仕事をやってしまう
- わからないことがあると自分で考えなくてはと思いすぎ、抱えてしまい結果残業しがちに
- 2年目には月45時間越えも
こんな感じで無理をし続けた結果「何のために働いているのか」と常に考えるようになり「死」もやたらと意識するようになりました。
そんなこんなで3年目のタイミングで残業の少ない部署に異動。
しかし、異動先では人間関係そして業務内容も合わずまた苦しむことに。
2年間はなんとか頑張りましたが、3年目(入社してからは5年目)についに限界が訪れます。
朝出勤途中でも泣きそうになり、職場につくと隠れてではありますが必ず泣くようになっていたのです。
生理も止まっていましたし、「なぜこんな思いをしてまで仕事をしているのか」「そこまでして生きなくてはいけないのか」と本気で思うようになっていました
きっと疲れ切っていたんだね
長期休養をするも「働いていない」不安から復帰してしまう
もう本当に職場に行くのが嫌になってしまいました。
社会人になってからお世話になっていた主治医に診断所を書いてもらい休養することに。
最初こそ「職場に行かなくて済む」とほっとしたのですが、
”また同じ職場に復帰は無理”
”会社はもう私を邪魔者としか思っていないのでは?”
”私は働き続けることができないダメな人間なんだ”
などなど不安でいっぱいに。
実はこの休職時期にブログを始めたので私なりに頑張ってはいたのですが
”何もできていない”
と思い込んでしまって復帰を焦ってしまいました。
年度が変わるタイミング(入社して6年目の年)で新しい配属先にて時短ながら復帰します。
業務もかなり配慮してもらいながら1年が経とうとした2月、会社から告げられたのは
「パートで働いては?」
どう働きたいかわからないまま過ごしていた人間の末路
1年近く休職している間、本当は転職すべきだと思っていました。
しかし、”決意する勇気”も”動くだけの体力・気力”も、当時の私にはありませんでした。
復帰してからも”このままではいけないし、いられない”と思い、他の会社の求人へ応募したりはしたのですが迷いのせいか上手く行かず。
中途半端な私に示されたのは「パート」でした。
「早く辞めて」とは言えないがゆえの苦肉の策
「パートとしてしか雇えない」と言われた訳ではありません。
”正社員のままを望むのなら新たな配属先は考える”
”ただ配慮にも限界があり異動や苦手な業務など無理をさせることもある”
”健康的に働くには厳しいことが予想される”
そこで
- 業務を私に合ったものに限定できる
- 異動の心配がない
- 勤務時間は短くなり残業の恐れもない
パートのほうが私が働きやすいのではないか
と説明を受けました。
正社員として踏ん張るか、パートとして頑張るかの決断を迫られてどう感じた?
正直、正社員の中でも配慮されている人がいることは知っていたんだ。それなのにわざわざパートの話をされたってことは”正社員として置いておくと面倒だし、パートとして雇っていれば自分から辞めていくだろう”と会社は計画しているのではと勘ぐってしまったよ
・・・。厳しいね
会社に残るのは嫌でも無職が怖かった
私にパートの話を持ち掛けてきた方は「今は労働者が守られる時代だから」とおっしゃっていました。
その発言と結びついてしまい
”会社としては最大限のフォローをするけど正社員並みの扱いはできない”
”若いうちに他に行くべきだ”
と言われているような感覚がしました。
もっとはっきり言うなれば「こんな人間に賞与出したくない」が本音じゃないかなと。
考えすぎな気もするけれど、そう考えてしまうなら会社を信じ切れていないのでは?
そう思う。一方でパートとして残るのは会社の迷惑になると考える自分もいたんだよ。”パートとしてでも残るんだ”と呆れられるのかなと考えてしまう自分もいた。いっそ辞めてしまいたかったけれど”無職”への恐怖からパートを選択しました。
”よく耐えたよ”応援してくれる存在に気づいた
パートへの道を提示され「もう会社にとって自分は必要ないのだ」とショックを受ける一方で
”パートとして道を残してもらえたのだから感謝しないといけない”
と考えてしまう自分が。
パートになるなら母には言っておかなくてはとすぐ連絡しました。
そしてもう一人。どうしても話を聞いておきたかったAさん(私をよく理解してくれている親族)。
Aさんは私の決断を聞いて
”長い間よく耐えてきたね”
”あなたが少しでも楽でいられる道を選んでほしい”
とパートになることの不安を受け止めてくれつつ
”もっと自分を信じてあげてほしい”
と励ましてくれました。
また主治医へも「4月からパートになります」と報告。
普段はとても穏やかな先生なのですが
”あの会社ならあなたに合った働き方をもっと別の形で用意してくれると思っていたのに残念”
と表情はいつもどおり朗らかなのですが少し会社に怒っているようにも見えました。
患者に寄り添ってくれる先生だからこそですが
”こんなに頑張っているのにどうして正社員として残してくれないの”
とこぼしていました。
私は先生の反応を見て
”会社に不満を抱いてもいいのか”
と気づき、私の代わりに怒ってくれたように思えて救われました。
母はやはりパートになることに心配していましたが
「私も契約社員で安月給だけど何とかなってるし、大丈夫。信じているから何かあったらいつでも言って」
と言ってくれました。
不安に寄り添ってくれたり、代わりに怒ってくれたり。反応は様々でも皆、信じてくれているんだろうね
私、頑張ってきたんだなとようやく少しだけど思えたよ
頑張りすぎない生き方をしたい
色々書いてきましたが、とりあえず4月からパートになります。
一年を目途に転職を目指しますが
- 事務職かエンジニア
- 残業少なめ
- 収入より勤務時間や休日日数優先
- 通勤時間短めかつ地下鉄のみ
- 在宅やリモート可が理想
- エンジニアなら派遣でも
を軸に探していこうと思います。
他社でも活かせるスキルを身につけたい
自分がよりよい環境を見つけられるようにアピールしやすいスキルや資格がほしいなと思っています。
今の経歴を活かすなら事務職、特に経理職で転職が一番現実的な気がしています。
経理ならもし会社を変えたくなっても潰しがきくかなと。
とりあえず資格不問の求人で転職し、仕事しながら簿記やFPなどの資格をとっていけたら理想的でしょうか。
ただ、最近”エンジニア”も気になっています。
知識もなく未経験ですが、ITといえば人不足かつ今後も成長が見込まれる業界です。
しかも一応、エンジニア向きの性格ではあるらしい・・・
リモートや在宅など自由な働き方が叶いやすい職種というのも魅力です!
今はITパスポートの勉強とプログラミングを少しずつ学び始めました。
周囲からどう思われるかなど自分が幸せならそれでいい
収入が減ることや転職先が見つかるかなど不安は尽きませんが、自分が少しでも楽になる選択をしていきたいと思います。
正直今の職場に残ることで私を知っている人の中には「可哀そうに」「パートでも残りたいんだ」と哀れんだり、下に見てくる人もいるでしょう。
私だって悔しい気持ちがないわけではありません。ただ
周囲からどう見られるのかではなく、自分のやりたいことを優先できるように
今後どうなるのかわかりませんが、今回のように時々プライベートな内容をブログでも投稿していきたいと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。今回はちょっと私のひねくれ度に引いてしまった方や不快感を抱かせてしまった方もいらっしゃるかもしれません。ごめんなさい。
筆者をどうかあたたかく見守ってあげてね