メイクの仕上げに欠かせないアイテム、フェイスパウダー。
サラサラ肌を作るために皮脂コントロール系フェイスパウダーを使っている方も多いはず。
皮脂防止パウダーの代表的なアイテムといえば、イニスフリーのノーセバム ミネラルパウダー。
イニスフリーは実はフェイスパウダーの種類が豊富なのですが「ノーセバムミネラルパクトS」はご存知でしょうか。
「ノーセバムミネラルパクトS」はノーセバムミネラルパウダーの固形バージョンです。
パクトのほうがパウダーに比べて認知度が低い印象ですが、筆者的にはパクト推しです。
イニスフリーのパクトをここ数年ずっと使用していたのですが、最近ペリペラのパクトにも興味が出てきたのでそちらも使用してみました。
皮脂防止効果のあるパウダーかつ価格帯も似ている両アイテムですが使ってみると意外と違いがありましたので、購入にあたって参考になれば幸いです。
王道イニスフリーとペリペラのパウダーの違いは?
さっそくですが、イニスフリー「ノーセバムミネラルパウダーN」とペリペラ「オイル キャプチャー パクト」の比較をしていきます。
まずは共通点から
- 皮脂を抑えてすべすべ肌に
- 無色のパウダーでベースメイクのカラーを活かしながら透明感を与えてくれる
- 鏡つきケース
メイク崩れの原因にもなる皮脂を抑えてくれて、すっきりした肌をキープしてくれるパウダーです。
筆者は両アイテムともTゾーンやこめかみ横、眉毛など皮脂を抑えたい部分に使用しています。
おでこに前髪が張り付くのを防いでくれたり、マスクへの色映りも軽減してくれたり。
メイクの仕上げ&持続力アップに欠かせないアイテムです。
どちらも皮脂コントロール系パウダーとして優秀なアイテムですが、違いもあります。
- 皮脂・汗に強いとかんじたのはイニスフリー
- パフの保護ケースがイニスフリーは本体ケースと完全に離れている、ペリペラは開閉式
イニスフリーもペリペラもどちらも皮脂をオフする効果を謳っています。
粉質も似ていますし、さらさらですべすべな肌に仕上げてくれる効果をしっかり感じるのですが、皮脂を抑える効果そのものはイニスフリーのほうが強いと感じました。
イニスフリーのパウダーでは乾燥が気になることがあったからです。
メイクをした直後から小鼻の周りが粉っぽい感じがあったり、目元の小じわが気になったり。
肌のコンディションやパウダーの量、湿度など様々な要因が考えられますが、粉っぽさが気になることが多かったのはイニスフリーです。
逆にマスク蒸れに強いのはイニスフリーだと感じたので、皮脂を抑える効果が高いがゆえ乾燥しやすいのかもしれません。
オイリー肌さんはイニスフリーのほうがおすすめで、皮脂は抑えたいけど乾燥も気になるよという方はペリペラのほうが合いやすい気がします。
パウダーの効果は肌質によっても変わってきますが、イニスフリーとペリペラで明らかな違いを感じたのはパフの保護ケースの仕様です。
イニスフリーは本体ケースとは完全に分かれているタイプなのに対し、ペリペラは本体ケースと接続させたままパウダーを使用できるタイプになっています。
写真のほうがわかりやすいので、写真を参考にしていただけると幸いです。
パウダーを使うたび保護ケースの置き場所にモヤモヤしていた筆者にとってペリペラのタイプは革命的でした。
クッションファンデーションだとこんな感じのケース多いかもしれません。
筆者はクッションファンデーションを愛用していないので気づくのに時間がかかりました。
パフがパウダーに密着するのを防ぎつつ、ケースカバーの置き場に困らないの嬉しいです。
パクトタイプはルースパウダーと何が違うのか?
上記で紹介してきたイニスフリーとペリペラのパクトはいわゆるプレストパウダーです。
フェイスパウダーは粉の形状によってルースパウダーかプレストパウダー、どちらかに分類されます。
ルースタイプはパウダーが粉そのままの状態です。
一方でプレストタイプはパウダーが押し固められて固形になっています。
ルースタイプ(粉)とプレストタイプ(固形)、それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきますね。
ルースパウダーの特徴
- 粉がやわらかい
- 肌なじみがよい
- ナチュラル仕上がり
- 粉がやわらかいため粉飛びしやすい
- 持ち運びには不向き
プレストパウダーの特徴
- パフにパウダーがつきやすい
- カバー力が高い
- マット肌になりやすい
- 粉が固いため均一に肌に乗せるには工夫が必要
- 持ち運びに便利
得意な仕上がりや粉飛びしやすさなどに違いがあるんですね。
皆さんはどちらのタイプが気になりますか?
ルースかプレストの選び方
ルースタイプはふんわりがキーワード。
粉状のまま使用するので、粉の軽さ・やわらかさが生かしやすいようです。
ふんわりとした肌・ナチュラルな仕上がりが得意なのがルースタイプと覚えておいたらOK。
プレストタイプは粉を固形にしているので、粉どうしが密着しています。
そのため、パウダーがある程度固まった状態で肌にのりやすいです。
プレストパウダーは肌をフラットに見せたいときに向いているようですね。
パウダーの形状による特性を意識した選び方としては
乾燥が気になるもしくはナチュラル仕上がりが好き➡ルースパウダー
乾燥は特に気にならず肌をフラットに見せたい➡プレストパウダー
ただし、これはあくまでも選び方のひとつ。
仕上がりは配合されている成分でも変わってきますし「パフを使うのかブラシを使うのか」「色付きが無色か」などでも違ってきます。
ルースかプレストかで迷ったときは、使い勝手で決めても○
ルースは粉飛びしやすく、持ち運びに不向きですが、プレストはその心配は無用です。
個人的にプレストは時短メイクにもおすすめですよ。
ルースタイプはケースをひっくり返したりパフに粉をなじませたり、少しだけ手間だなと感じることはありませんか?
プレストパウダーならケースを開ければ、すぐにパフやブラシに取れるので手間が少ないです。
お家で置いておく用で粉飛びしても問題ない➡ルースパウダー
時短メイク用or持ち運び用➡プレストパウダー
プレストパウダーでも乾燥肌さん向けとされているアイテムもあったり、ルースタイプでもマット肌仕上がりのアイテムもあります。
好みの仕上がりや使用場面などからパウダーを使い分けられるといいですね。
筆者は乾燥が気になるし、マットよりもナチュラル仕上がりが好きなのでルースを選ぶべきですが、使い勝手の良いプレストパウダーが好きです。そのためブラシを使う、パウダーはカラーレスにすることでプレストでもナチュラル仕上がりにしています。
イニスフリーかペリペラのパクトで悩んだら
パクト(プレストパウダー)が気になっている方の参考になりましたでしょうか。
比較が多い記事となりましたので、どんな人にどちらのパウダーがおすすめかまとめておきますね。
こんな人はこっちがおすすめ
- 皮脂をとにかく抑えたい➡イニスフリー
- マスク着用など湿気が気になる➡イニスフリー
- 皮脂も気になるけど乾燥も気になる➡ペリペラ
- パフの保護ケースの置き場に悩みがある➡ペリペラ
皮脂防止効果も乾燥の程度も個人差があるので、イニスフリーでも皮脂崩れが気になる場合やペリペラでも乾燥が気になってしまう場合は十分考えられます。
あくまでも個人の感想であることをご承知おきください。
↓イニスフリーのノーセバムミネラルパクトはこちらからチェックできます
↓ペリペラのオイルキャプチャーパクトはこちらから
個人的にはパウダーそのものの差よりも、ケースの使いやすさという点でリピするならペリペラかなと思います。