キャンメイクといえば、日本のプチプラコスメ界でトップクラスの人気を誇るブランドの一つ。新作が発表されるたびにチャックしてしまう方も多いのではないでしょうか。キャンメイクの新商品は限定として登場することも珍しくありません。タイミングを逃すとなかなか手に入らないこともあるのですが、今回運よく「アイカラーマジシャン」(リキッドアイシャドウ)の【02約束】を購入できたので、レビューしていきたいと思います。
アイカラーマジシャンは11月下旬から限定で販売されているリキッドアイシャドウです。アイカラーマジシャンを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
キャンメイク新作リキッドアイシャドウは限定4色!
11月下旬、キャンメイクから限定新商品として発売されている「アイカラーマジシャン」(1本税込み748円)。アイカラーマジシャンはキャンメイクでは珍しいリキッドアイシャドウ。販売前から「伸びがよくて乾くとサラサラ」「よれにくい」と話題になっていました。
全4色となっており、いずれも使いやすそうなカラー展開ながら明るめの色から深めの色まで用意されています。01と03は単色使いで使いたいメインカラー系で、02と04はベース・涙袋に使いやすそうなカラー。アイカラーマジシャンでの組み合わせを考えて選ぶのも楽しいですし、手持ちのアイシャドウとの相性を考えるのもおもしろそうです。
カラーごとに名前がついていて、01:思い出の喫茶店、02:約束、03:真夜中の長電話、04:淡い予感とどれもお洒落!容器のキャップもよく見るとマーブル模様になっていて、キャンメイクさんのこだわりを感じます。「世界に一つだけの容器」と知ってしまうと余計にほしくなってしまいますね。
私は12月2日のロフトで全色とも並んでいるのを見かけ、02と04で迷いに迷って02のみ購入しました。04のほうが肌馴染みがよさそうかなと思いながらも、02の明るめピンクに惹かれました!
アイシャドウはしばらく買わないって言ってなかったかニャ?
買わないつもりだったけど、テスターを見たら買わずにはいられませんでした…
リキッドアイシャドウなのに落ちにくい!
リキッドアイシャドウはヨレやすかったり、二重幅に溜まりやすかったりして「リキッドアイシャドウ=使いづらい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、アイカラーマジシャンは乾いてしまえば本当に落ちにくかったです。ラメがたくさん入っているのでさすがにゴシゴシ擦るとラメは動いてしまいますが、色は本当に落ちにくいと感じました。
リキッドアイシャドウはアイシャドウの中でも乾燥に強いといわれています。目元の乾燥が気になっている方はぜひアイカラーマジシャンを試してみてはいかがでしょうか。
アイカラーマジシャン02は淡い発色とキラッと感が可愛い!
アイカラーマジシャンのおすすめポイントを紹介したところで、さっそく購入した02:約束のレビューをしていきます。SNS上では02と04で迷われている方が多いようでしたので、参考になれば嬉しいです。
「アイシャドウは儚げにしたい!」派さんにおすすめの発色
アイカラーマジシャン02は見た目では可愛らしいピンク色が印象的です。見る分には素敵な色ですが、瞼にのせたときに悪目立ちしてしまわないか不安を覚える方がいらっしゃるかもしれません。
結論として、02は発色がかなり優しめです。チップで少量のせた後、指で広げると色よりもラメのきらめきのほうが目立ちます。少しチップで量を足してあげれば、ピンク感を出してあげることもでき、色の調整がしやすいと感じました。アイシャドウが濃くなりすぎてしまうのを避けたい方におすすめです。
さりげないキラキラが気分を華やかに
ラメアイシャドウは華やかさを演出してくれますが「ラメがゴミのように見えることがある」「キラキラしすぎは嫌だな」と感じることはありませんか?ラメが苦手で普段マットアイシャドウやパール感のあるアイシャドウを選んでいても、ラメをうまく使えたら、気分や場面に合わせてもっとアイメイクを楽しめそうですよね。
実は、私もグリッター系のラメはNGで細かいラメでも瞼に広げると「なんか小っちゃいアルミホイル混じってる?」となってしまうときがあり、ラメ系アイシャドウはとても慎重に選んでいます。
アイカラーマジシャンは細かいラメがたくさん含まれているものの、心配していたゴミのように見える現象はおきませんでした。とくに02は発色が穏やかなので、ラメだけ足したいなというときにも他のアイシャドウの色味を邪魔せずに使用することが可能!見た目はブルべ夏さんやイエベ春さんが好きそうな明るめピンクのアイシャドウではありますが、薄く広げて使用するなら特にパーソナルカラーを気にしなくてもよいかもしれません。
マットやパールのアイシャドウに飽きてしまった方や物足りなさを感じている方は、一度試してみてほしいです。
「ブルべの涙袋」マジョマジョ・コルクと比較してみた
アイカラーマジシャンの02を見たとき、実は「マジョマジョのシャドーカスタマイズBE384”コルク”に似ている?」と感じました。実際にアイカラーマジシャン02とマジョマジョのコルクを並べたところ「やっぱり少し似ているかも」と感じたので、発色や使用感を比較してみることに。
結論として、実際に使用してみると仕上がりや使用感に違いがありました。やはり、見ただけではわからないのがコスメの魅力の1つですね。
アイカラーマジシャン02は「可愛らしい」コルクは「大人っぽい」印象に
腕や瞼で試してみたところ、アイカラーマジシャンはピンクの発色が控えめでラメが目立つ仕上がりになり、可愛らしい印象に。一方のマジョマジョはベージュ感のある落ち着いたピンクの発色が印象的で、ラメは控えめな大人っぽい印象になりました。
項目/種類 | マジシャン・02約束 | マジョマジョ・コルク |
---|---|---|
発色 | ほんのりピンク感(明るさあり) | ピンクベージュ(くすみあり) |
ラメ感 | キラキラ系 | 繊細ラメ |
印象 | 可愛らしい・華やか | 落ち着いた・大人っぽい |
アイカラーマジシャンと比較すると、やはりマジョマジョ・コルクは繊細さのあるアイシャドウだなと思いました。アイカラーマジシャン04も02と比べると大人っぽい色のようですので、04のほうがコルクに近いのかもしれませんね。
気分転換してみたかったので、雰囲気の異なる02約束を選んで正解でした♪
落ちにくさやラメ飛びに強いのは?
両者の発色の仕方やラメに違いを感じはしましたが、遠目ではほぼわからない程度でした。
しかし、耐久面においてはもっとはっきりとした差がありました。腕にのせた状態で擦れに対する強さを確認してみたところ、マジョマジョは早い段階で色やラメも持っていかれてしまったのに対し、アイカラーマジシャンはラメ感が薄れたものの色残りは抜群でした。
瞼のベース・涙袋にのせた状態での変化もレビューしていきます。朝、どちらもアイシャドウベースなしで上瞼全体と涙袋に薄く塗り広げ、夕方に目元を確認したところ、マジョマジョのコルクを使用した瞼では二重幅の溝に線ができてしまっており、溝付近の色も薄れていました。一方、アイカラーマジシャンで仕上げた瞼では二重幅の線は見当たらず、ほとんど朝の状態をキープできているようでした。
たまたま検証した日が風が強かったこともあるのですが、マジョマジョはラメ飛びも若干気になりました。アイカラーマジシャンの強みを感じる検証となりましたが、肌質などの個人差はありますし、夏場など環境が違えばまた異なる結果となることも想定されます。アイカラーマジシャンもマジョマジョ・コルクもこれから試行錯誤しながら使っていきたいです。
マジョマジョのシャドーカスタマイズはアイシャドウベースを使用すれば、繊細な色味を気軽に楽しめるようになりそうです。
まとめ
アイカラーマジシャン02約束とマジョマジョ・コルクは一見似ているように感じましたが、発色や仕上がりなどはやはり違いがありました。それぞれの特徴を踏まえて使い分けていきたいです。
- 落ち着きよりも華やかさを重視したいとき
- ラメ感を足したいとき
- 目元の乾燥が気になるとき
上記の場面ではアイカラーマジシャン02が使いやすい気がします。
- 大人っぽい目元にしたい
- 単色で仕上げたい
- アイシャドウベースを仕込める
このような場合ではマジョマジョ・コルクが活躍しそうです。
キャンメイク新作のアイカラーマジシャンは、落ちにくさを実感できたリキッドアイシャドウでした。細かいラメがたくさん配合されているので、派手すぎないけれど目元をパッと華やかにしてくれる効果も期待できる優秀アイテムです。手持ちのアイシャドウと合わせても使いやすいアイカラーマジシャンですが、価格が1本748円(税込)と挑戦しやすいのもさすがはキャンメイクさんですね。
アイカラーマジシャンを試してみたくなった方は、残念ながら今のところ限定での販売となっていますので、ぜひお早めにチェックを。
02と04は在庫のある店舗が少なくなってきているようです。02と04の購入を検討中の方はお急ぎくださいませ。