第73回NHK紅白歌合戦への出場が決定したAimerさん。
今年でデビュー11年目を迎えたAimerさんの紅白初出場について、長年のファンは
まさかAimerさんを紅白で見られるなんて
と感じているのではないでしょうか。
Aimerさんはデビュー当初からアニメ主題歌やCMソングなど多数の作品のタイアップ曲に起用されていますが、ご本人がメディアに出ることはほとんどありませんでした。
ここ数年はテレビ出演をされたり、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に登場したり。
Aimerさんの素顔を見られる機会が増えています。
最近、Aimerさんを知った方の中には「あの歌もAimerさんだったんだ」と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
紅白出場も決まり、ますます注目を集めるAimerさんですが「Aimerさんの魅力」について記事にしてみました。
- Aimerさんがどんなアーティストか知りたい
- Aimerさんの魅力を知りたい
- おすすめのAimerさんの楽曲を知りたい
Aimerさんに興味関心をもち始めたあなたのお役に立てたら嬉しいです。
Aimerさんはとても可愛らしい一面を持つお方
鬼滅の刃がきっかけでAimerさんを知った方は「カッコいい」という印象が強いかもしれません。
たしかにAimerさんは「ハスキーボイス」「黒が似合う」「歌に真剣」などカッコいい一面があります。
しかし、Aimerさんの魅力はカッコよさだけではありません。
ライブ中のMCや公式TwitterなどではAimerさんの可愛らしさやお茶目な一面をうかがい知ることができます。
- ファン想い
- 押し付けないやさしさ
- 天然な一面あり
早速、Aimerさんの魅力を紹介していきます。
言葉からファン愛・やさしさがにじみ出ている
Aimerさんの公式X(旧Twitter)をご存知でしょうか。
Aimerさんは「おはよう」や「おやすみ」などの何気ない挨拶から大きな災害や事件などが起きた際には「大丈夫ですか」と、フォロワーを気に掛けるような発信をしています。
「私の歌が支えになりますように」のようなツイートも見られ、Aimerさんのファンを想う気持ちがヒシヒシと感じられますよね。
ときには「自分を信じてくれている人を信じたい」「どんな自分も許そう」などのAimerさんの願いもポツリ。
あくまでもAimerさんの独り言のようなツイートですが、見た人の心にも響きそうな言葉ではないでしょうか。
個人的にはAimerさんの「やさしい夢をみてね」のようなツイートを夜に見ると、次の日が仕事でも少し安心して眠ることができます。
Aimerさんのツイートは基本的に短いです。
短い言葉で気持ちをつづるのは難しいはずですが、余計な言葉がないからこそAimerさんのやさしさをストレートに感じることができるのかもしれませんね。
「頑張れ」よりも「大丈夫」をくれる人
Aimerさんの心地よいやさしさを感じるためにぜひ聴いてみてほしいのが『星の消えた夜に』です。
『星の消えた夜に』は2013年に発表されたAimerさんの代表曲の一つ。
長年ファンから愛される曲で、2022年1月26日にはデビュー10周年を記念したアルバムのタイトル名にも使用され、さらに『星の消えた夜に-rit.ver-』として新録曲として収録されました。
"ほんとは全部知りたいけど 話したくないことだったら 話さなくてもいい" "神様にはかなわなくても 何ができるかもわからない でも何かしたいな"
上記は歌詞のほんの一部ですが、いかがでしょうか。
まるで「自分では力になれないかもしれないけれど、あなたのことが大切なんだ」「着飾らないでそのままのあなたでいいんだよ」と伝えてくれているようです。
やさしくて繊細なあなたに「大丈夫だよ」と寄り添ってくれる曲となっています。
ぜひ歌詞に注目して聴いてみてくださいね。
意外とお茶目な一面も
テレビやYouTubeの様子では落ち着いた雰囲気が目立つAimerさん。
「真面目そう」「しっかりしたお姉さま」との印象をお持ちの方も多いかもしれません。
私自身、初めてライブに行くまでは「寡黙な人なのかな」と少し思っていました。
私が初めてAimerさんのライブに行ったのは「Aimer Hall Tour 2016~like a daydream~」です。
初ライブの一番の感想はやはり「生歌の迫力」で、第一声を聞いた瞬間に鳥肌が立ったのを覚えています。
歌声だけでもかなりAimerさんの虜になってしまったのですが、さらに惹かれたのは可愛らしさ。
MCでは、歌っているときよりも緊張しているように見え「何とかファンに感謝を伝えよう」としているように感じました。
以来、毎年ライブにお邪魔していますが年々、ライブ慣れしてきている感じがします。
MCでも「話し足りないのかな」というくらいお話ししてくださったり、何よりAimerさん自身もがとても楽しそうなのです。
観客に呼び掛けたり、グッズを必死に広げておすすめポイントを説明してくれたり、一緒に楽しみたいという気持ちが伝わってきます。
Aimerさんは言葉選びが絶妙で、ぽろっと出た言葉に会場にいる人もおもわず「ふふ」となってしまうのです。
Aimerさんのライブは一人でも行きやすい!
2016年以降ほぼ毎年参加している私としては、だんだんライブの雰囲気が明るくなってきているように感じます。
セトリの影響はもちろんあると思いますが、Aimerさん自身にライブを楽しむ余裕が出てきたのではないでしょうか。
ファンにクラップを求めたり、「行くよ」「(準備は)いい?」などの声かけをしたりする機会が最初の頃より増えている感覚があります。
もしかしたらAimerさんにとってライブが「歌を届ける場」だけでなく「ファンと一緒に作り上げる場」にもなっているのかもしれません。
参加している方は男性も女性も20~30代が多い気はしますが、40~50代の方も見受けられ親子で鑑賞されているケースもあるようです。
全体的にキラキラした若者よりは落ち着いた雰囲気の方たちが集まっている印象。お一人様での参加も珍しくないと感じます。
Aimerさんの世界観にどっぷり浸るなら、お一人での参加がベストかもしれません。
ただ、気心の知れた友人や家族と貴重な時間を共有するのも素敵ですよね。
どちらにせよ、Aimerさんのライブはぜひ一度体験してみてほしいです。
Aimerさん初心者さんに聴いてほしい曲3選
Aimerさんの歌を聴いてみたいと感じている方におすすめの3曲をご紹介します。
Aimerさんの世界観を知るのに最適!『六等星の夜』
『六等星の夜』はAimerさんのデビュー曲であり、今もなお多くのファンから愛されている名曲です。
Aimerさんらしい夜や星をテーマにした歌。せつなさを感じる一方で、確かな光を感じられる曲となっています。
忙しない日々に疲れてしまったときに聴けば、自分の中にあったやさしい記憶を思い出せるかもしれません。
"こんな小さな星座なのに ここにいたこと 気づいてくれてありがとう"
上記の歌詞はAimerさんからファンに向けての感謝の言葉にも聞こえますよね。Aimerさんの始まりの曲は要チェックです。
安心に導いてくれる『ポラリス』
次もファンの間では有名な『ポラリス』。
曲のタイトルである「ポラリス」はこぐま座のα星で現在の北極星です。
北極星は常に北の位置で輝いている星を指し、古くから方角を確認するために役立ってきた星です。
"「僕は1人だ…」そんなこと もう言わせない" "君のためだけの ポラリスになりたい"
上記の一部の歌詞は、Aimerさんの「歌で誰かを救いたい」という気持ちが伝わってくるような気がしませんか?
歌詞だけでなくPVも心温まる映像となっていますので、ぜひ映像を見ながら聴いてみてくださいね。
力強さと切なさを感じる『Re:I AM』
前2曲とガラッと雰囲気の異なる『Re:I AM』は、澤野弘之さんが提供した楽曲で、「機動戦士ガンダムUC」episode 6 の主題歌に起用されました。
一見変わったタイトル名ですがAimerのアナグラムとなっており、Aimerさん自身も「初めての力強い曲であり、タイトル名においてもやはり特別な曲」と語っています。
"「側にいて」と抱きしめても もう2度と聞こえない君の歌声は"
上記はサビの一節です。
大切な人を失ってしまい、もう一度その人の声が聞きたいと願う気持ちがよく伝わりますよね。
歌詞全体からは悲しみや切なさを感じますが、Aimerさんの最後まで力強い歌声と最後の歌詞によって「絶望で終わっていない」と感じられる歌となっています。
引き込まれるような1曲ですので、ぜひ一日の終わりに聴いてみてほしいです。
まとめ
神秘的な魅力のあるAimerさん。
歌声の魅力はもちろん人としての魅力もお持ちであることは伝わったでしょうか。
ファン想いのやさしい性格はもちろん「ちょっと抜けた部分」を見せてくれることで、親近感を覚えるのかもしれませんね。
本記事内で登場した『六等星の夜』『星の消えた夜に』『ポラリス』『Re:I AM』はいずれも2011年から2013年の間に発表されている楽曲で、Aimerさんの原点ともいえる曲たち。
デビューからずっと歌い続けているAimerさんの楽曲数はかなり多いので、もしどれから聞こうか迷ったら参考にしてみてくださいね。
2022年12月14日にはAimerさんの10周年イヤーを締めくくるミニアルバムが発売になります!とにかく最新の曲が気になる方は下記をご確認ください。