こんにちは。
皆様はTABETE(タベテ)というサービス(アプリ)をご存知ですか?
私はつい最近知りました。
年が明ける前のクリスマスのときです。
TABETEさんの公式X(旧Twitter)にて「不二家さんが全国店舗でTABETEを導入しました」というポストを見かけました。
TABETEさんが食品ロス削減のためのアプリだと知り、その時点でなかなか興味深かったのですが「有名な不二家さんが導入するほどのアプリなら利用してみようかな」と即ダウンロード。
「クリスマス後はクリスマスケーキやシュトーレンの出品が多くなる」とTABETEさんは発信されていましたが、クリスマス時期にTABETEを利用する機会は、私はありませんでした(詳細は後ほど)。
つい先日、ようやくTABETEを利用してみたのでTABETEの使い方や使用感をお伝えできればと思います。
フードロスはもちろん、パンやスイーツがお好きな方はぜひ読んでみてください。
手軽にフードロス削減ができちゃうTABETE(タベテ)は登録料も月額も無料
皆様はフードロスに関心がありますか?
大手コンビニやスーパーなどでは「手前取りの呼びかけ」「早いタイミングでの割引」など、フードロス削減のための動きが活発化しているように思います。
お店側の「まだ十分美味しく食べられるから消費者に届けたい」と消費者の「食べても大丈夫なら買いたい」をマッチングさせてくれるのがTABETE(タベテ)です。
食品ロスが出てしまう背景の一つには、「販売する側が、消費者のニーズに応えるべく多様な商品を数多く用意する」があるそうです。
確かにお店にいけば多種多様な商品が棚いっぱいに並んでいますよね。
数が少なくて中々買えないというのは困りますが、捨てられてしまう食品が多いのは悲しいです。
企業側の努力のおかげか、手前取りは昔よりも定着してきている気がします。
割引については最近の物価高の影響もあってか、積極的に割引品を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
節約意識の高まる消費者と経営とフードロスに悩むお店、両者にとってTABETEは画期的なサービスと言えそうです。
TABETE(タベテ)は支払いもアプリで可!今後のサービス拡大に期待
消費者と廃棄前の食品を繋げてくれるTABETE。
どうやって食品までたどり着くのか気になりますよね。
TABETEアプリをダウンロードして、基本情報の登録が済んでからの流れを見てみましょう。
- お店を探す
- レスキュー依頼(出品情報)を確認
- 受けたい依頼を選択
- お店で商品を受取
- 美味しくいただく
まずは、TABETEを導入しているお店がどこにあるのか確認します。
導入店舗は現在地や最寄り駅から探せるので、気になるお店を見つけたらぜひお気に入り登録してください。
お気に入り登録をしておくと、お店がレスキューを出すたびにアプリが通知してくれるので、レスキューの見落としを防げるようになります。
気になるお店やご近所のお店は、積極的にお気に入り登録していきましょう。
レスキューの中から自分が引き受けられるレスキューを見つけたら、個数を選択し「レスキューに向かう」をタップ。
受取予定時間やレスキューパス、TABETEポイントなどの設定後、決済まで済ませます。
食べるまでがレスキュー活動
アプリで決済が完了したら、行動あるのみ。
受け取り時間に間に合うようにお店に向かい、お店の方に「TABETEで予約した」旨を伝えましょう。
お店の方にアプリの受け取り画面(アプリ下部のレスキュータブから表示できます)を見せれば、あとはお店の方の指示に従えばOKです。
もしスマホやアプリの不調(充電切れなど)により、アプリ表示ができない場合は「注文番号」でも受け取りはできるそうです。
出掛け先からレスキューを引き受けたときなどはスマホの充電切れに気をつけたいですね。
そして、最後が一番肝心ですが受け取った商品をしっかり食すことです。
せっかくレスキューを引き受けても食べなければ意味がありません。
無事に受け取った食事を美味しくいただきましょう!
「お得感◎」TABETE(タベテ)を使ってみた感想
私はTABETEをダウンロード後すぐに、通勤途中の駅周辺のお店をひたすらお気に入り登録してしばらく様子見していました。
お気に入り登録したお店のうち数店舗で、ほぼ毎日レスキューが。
その度に「レスキューしたい」と思いつつ、しっかり消費できなくては元も子もないのでタイミングを見計らっていました。
先日ようやく仕事終わりの時間、週末、冷凍庫の具合等など条件が揃ったので、いつも気になっていたレスキューの1つを引き受けることに。
仕事帰り、普段は降りない駅で下車。
以前利用したことのあるパン屋さんのレスキューだったので、迷う心配もなく受け取り予約の時間にお店に到着できました。
人気のパン屋さんということもあって、閉店数時間前でも種類豊富なパンが並び、お客さんもいて店内は賑わっている様子。
美味しそうなパンたちにウキウキしつつ、早足でレジに向かいました。
レジでTABETEアプリの受け取り画面を見せながら「パンの受け取りに来たのですが」と店員さんに伝えます。
店員さんはすぐにわかって下さり、レジ後ろからスッとパンが詰められた袋を取り出してくださりました。
「画面下のスライドをお願いします」と言われたので、スマホ画面の指示に従ってスライドしたらアプリでの作業は完了。
支払いをアプリで済ませていることと、店員さんがTABETE利用者だとすぐにわかってくださったことで、とてもスムーズに受け取りができました。
何が入っているかドキドキ楽しさ満点の詰め合わせパンセット
パン6個で、880円!
ここのパン屋さんはパンの種類が豊富かつ中々通えないので、それぞれの定価は不明ですがかなりお得感があります。
ちなみに左上は看板商品らしく、レビュー上では270円となっていました。
見た目で何パンなのかわかるものが多かったのですが、上段の真ん中のパンはシンプルなロールパンかと思いきや、ちぎってみると中にチョコクリームが!
あと、左下のパンもパッと見「菓子パン系かな」くらいしかわからなかったのですが、なんとフレンチトーストでした。
自分で選ぶとなるといつも同じようなパンばかり選んでしまうので、色々なパンをお得に試せて心ホクホクです。
私がレスキューしたお店はいつもレスキュー内容が3種類あって、まずは一番低価格なものをチョイスしたのですが、他のセットだとさらに個数が増えるのか、単価の高いパンが入るようになるのかそちらも気になっています。
同じお店をレスキューし続けるのもいいですし、違うお店のレスキューを選んでみるのも楽しそうですね。
TABETEはフードロス対策に◎今後の導入店舗と参加者者拡大に期待
TABETEを利用していて「良いな」と感じるポイントはずばり
- 手軽にフードロス削減に貢献できる
- 支払いがアプリで完了できる
- 気になるお店の商品を試すきっかけになる
TABETEに出品されている商品は「詰め合わせ」が多く、商品を細かく選択することはできませんが、かなりお買い得になっています。
「廃棄手前の商品なんて」と不安に思う方もいらっしゃると思いますが、個人的には全然普通に買った食品と差を感じません。美味しく食べています。
私はパン屋さんに行くのが好きですが、優柔不断すぎて選ぶのにとても時間がかかりますし、迷うくせに大体冒険しないんですよね。
でも、TABETEから購入するとお店が詰め合わせてくれているので、自然と普段食べないパンが食べられるので、毎回楽しみにしています。
個人的にはレジで支払いをしないで済むところも、仕事で疲れていても「行こう」となりやすいです。
食べられる食品が限定される人や忙しい人は参加が厳しいかも
TABETEはフードロス削減に気軽に参加させてくれますが、一部の人にとっては効果が少ないかもしれません。
- 好き嫌いやアレルギーの食品がある人
- レスキューのタイミングが合わないこともある
- クレジットカード未所持の方は購入不可
レスキュー依頼の中には商品ごとに依頼が出されているものもあれば、パンやケーキなどは詰め合わせとして出されていることも多いです。
詰め合わせ商品の場合、何が入るかはランダムになるため好き嫌いやアレルギーがある方は避けたほうがよいでしょう。
「何でも食べられる」人でも、レスキューのタイミングが中々掴めない人もいるかもしれません。
お店側は「ロスになるかもしれない商品」をレスキューに出すのですから、レスキューのタイミングはお店次第。
遠方のお店だと営業時間内に間に合わないことも考えられますので、気になるお店はお気に入り登録をしてレスキューの出やすい時間を把握しておくのがおすすめです。
決済方法については最初のほうでも記載しましたが、TABETEのアプリかクレジットカードにて行うため、現金派の方には不便な面も。
クレジットカード以外の決済方法導入を望むユーザーも見受けられますので、今後に期待したいところです。
最近になってTABETEを導入する店舗も見受けられます。とはいえ、正直まだまだ少ない印象なので、TABETEがもっと広まってくれるといいなと思います。
お得に美味しく食べてフードロス削減に貢献しよう
TABETE(タベテ)アプリに興味をもっていただけたでしょうか。
TABETEでは簡単にフードロス削減に貢献できます。
レスキューするごとにポイントが貯まったり、ヒーローレベルが上がるといったゲーム要素もあったりしてコツコツ続けやすいです。
「クリスマスレスキュー大作戦」のようにフードロスの生じやすい時期にキャンペーンが行われることもあります。
現在では、先日の能登半島地震による被災者・被災地のためにチャリティも開催中です。
手軽にフードロス削減に貢献できるTABETEが気になっている方、いまレスキューを始めるとフードロス削減だけでなく能登半島地方の応援もできます。
サービス自体はとってもシンプルなので、ぜひこの機会にまずはダウンロードしてみてくださいね。