こんにちは。
私は今年、急にミッフィーにハマりました。ミッフィーを「知らなかった」わけでは決してありません。子どものころから知っていて、実家にもミッフィーの食器があります。
子どものころから馴染みのあるミッフィーですが、ある日突然猛烈に「かわいい」と思うようになったのです。
なぜこんなにもミッフィーに惹かれるようになったのでしょうか。明確な理由は自分でもわかりません。もしかしたら今年2025年が”ミッフィー誕生70周年”で、いつもよりミッフィーを目にする機会が多かったからかもしれません。
月華ミッフィーは、非常にシンプルなお顔をしているのにどうしようもなく可愛いのですよね。
馴染みがあるとはいえ、まだまだミッフィー初心者の私。推し活(といってもよいか迷うほどの地道なもの)を楽しんでいる最中で、少しずつミッフィーグッズが増えています。
そんな私に気になる情報が、それが「誕生70周年記念ミッフィー展」です。
ミッフィーを推す者として行かないわけにはいきません。しかも、地元の名古屋でもミッフィー展が開催されるとならば尚更です。とはいえ外出に難ありの私は、混雑が避けられそうな平日のお昼に行ってみました。



学生の冬休みが始まる前、かつ平日の昼間を狙って行きましたがこれが大正解。展覧会もグッズ会場もゆっくりと回ることができました。
撮影&再入場不可!入場前に準備しておこう
入場前にスタッフさんから、注意事項の説明を受けます。ドキドキしすぎてあまり頭に入って来なかったのですが
- 会場内の撮影NG(入口のフォトスポットのみ撮影OK)
- 展示物への接触不可(一部触ってよいものあり)
- 再入場不可
- 飲食禁止
- ペットボトルや水筒はカバンの中にしまう
上記の内容は記憶に残っております。皆様も行かれる際はご注意くださいませ。
フォトスポットからスタート!各年代ミッフィーを堪能
スタッフさんにチケットを確認してもらって、すぐ入れるのが展覧会で撮影OKなフォトスポット。各年代のミッフィーがズラリと並んでいます(実はチケット購入場所からチラチラと見えていました)。


あまりにも可愛すぎる。各年代それぞれの可愛さがありますよね。
5体のミッフィーちゃんを1枚の写真に収めるのが結構難しかったです。かなり後ろに下がり、カメラも横にしてやっと収まりました。
ところで、皆さんはどの年代のミッフィーちゃんがお好き、もしくは馴染みがありますか。


私はこのモニュメントでいうと、1984年のミッフィーちゃんが自分の中にいたミッフィーに近かったです。去年までは「年代によってミッフィーの見た目が異なる」とは知りませんでした。





特に、初代の所謂”ナインチェ”と呼ばれるミッフィーちゃんは、初見ではミッフィーとわからず「ナインチェって何?」と困惑したのが懐かしいです。






人が少なかったおかげで、1体ずつの写真も撮ることができましたよ。



写真が不得意なので本当はもっと撮りたかったのですが、1人参戦で周囲の目が気になったために程なく退散しました。
ミッフィー作品が多数!デザイナーブルーナさんの作品まで見所満載
かわいいミッフィー達に後ろ髪を引かれながらも、メインの展示会へ。
ミッフィーの絵本32作品にまつわる原画やスケッチは、まさに圧巻。下書きミッフィーも素朴さがあって非常にかわいかったです。
ミッフィー作品だけでなく、若き頃のブルーナさんの絵画や、父の経営する出版社でデザインした作品も見ることができました。個人的にブラックベアが印象に残りました。赤い目をした黒いクマさんなのですが、黒いからだに赤い目の組合せって一見怖そうじゃないですか?でも、ブルーナさんのブラックベアは、ちゃんと可愛さがありかつ印象に残るクマさんでした。
数多くのブルーナ作品とともに、ブルーナさん自身の生い立ちも知ることができます。お父様や奥様との関係性を知ると、ドラマティックさを感じながらも不思議と親近感も湧きました。



奥様との関係性は純粋に素敵だなと思いましたし、お父様との衝突はつらいこともあったでしょうが、お父様の親心もわかる気がしました。人って人との関係性の中で生きているのだなと思いました。
ブルーナさんのセンスの凄さを実感「ブルーナ・カラー」体験
展覧会は”見る”のが基本。時々、ミニ扉があって触れられる作品もありますが、目で楽しむものが大半です(扉を開くと見られるイラストもかわいいので、ぜひ恥ずかしからずに開けてみてくださいね)。
実際に手を使って楽しめるコーナーもあり。
テーブルに置かれた「ブルーナ・カラー」の色紙やイラストを使って、色の配置を変えてみる体験ができます。
私もちょっとだけやってみたのですが、ミッフィーの服の色1つ変えるだけでも、印象がガラリと変化して面白かったです。



ブルーナさんこだわりの色と配置によって、ミッフィーの世界が作られていたのだなと感じました。
子ども心を思い出す?ブルーナさんに絵本を読んでもらえる
展示会のラストでは、ブルーナさんが『うさこちゃんとうみ』を読む映像を楽しむことができます。
実はこの映像は2005年のミッフィー展でも公開されたもので、なんと20年ぶりの再公開!
ブルーナさんがやさしい顔つきと声色で、時々ユーモラスを交えながら『うさこちゃんとうみ』を読んでくれます。大人になると絵本に触れる機会は限られますし、しかも読んでもらえるなんて滅多にないですよね。



ミッフィーに魅了されている状態での、ブルーナさんの優しい声と笑顔。気持ちが安らぐこと間違いなしです。
展覧会後のグッズ会場もミッフィーでいっぱい
展覧会で心を満たした後も、まだまだお楽しみは続きます。そうです。グッズ会場です。
広めの1部屋にミッフィーグッズがいっぱい。展覧会限定のグッズも盛り沢山でどれもこれも欲しくなってしまいます。
せっかくなら展覧会でしか買えないものをと思っていたのですが、予想以上に限定アイテムが多くて非常に悩みました。
ロルバーンのノートに、ボールペンなどの文房具類はもちろん、ハンカチやポーチ、ストラップ、テーブルウェア等々。お菓子も種類豊富で、食べ終わった後も残る瓶や缶入りのものも。Tシャツや帽子などもありました!
欲しいと思ったものを素直にカゴに入れていたら、十数個にはなっていたことでしょう。何度も行ったり来たりしては取捨選択を繰り返し、厳選して2つだけ購入しました。


クリアお箸と、ラムネ缶です。どちらも展覧会限定のアイテム。
お箸は「クリア」素材が珍しかったのと、箸先に「溝」が施されていて実用性も高いと判断し、お迎えしました。




クリア箸は「クッキー」と「おはな」のデザイン違いで2種あり。どちらも素敵で悩みましたが、3色のブルーナ・カラーに惹かれて「おはな」を選びました。ミッフィーちゃんのお顔も違っていたので、会場で見つけた際はぜひ比較してみてくださいね。


ラムネ缶は、ケースに惹かれて購入しました。もともとはジャムサンドクッキーの瓶がかわいいなと思ったのですが、瓶よりも携帯できるケースのほうが自分には使いやすいかなと。ラムネもちゃんと食べますよ!仕事中のブドウ糖補給にするつもりです。





私以外の方は、たくさん購入される方が多く、お会計時に時間がかかっているようでした。
ここぞとばかりに散財するのも、私のように少数精鋭でもどちらでもよいのです。買ったアイテムを大切にできるかが重要だと思います。



小さい女の子がノートの棚をのぞき込んだ直後、あれこれ迷うことなく1冊を手に取って「これ!」とお母さんのもとに駆けていったのが忘れられません。
皆様もグッズ会場、ぜひ楽しんでくださいませ。
ミッフィー展今後のスケジュール


ミッフィー展は全国の会場を巡回しています。現在は名古屋会場で開催中です。
現在開催中!名古屋会場(松坂屋美術館) 2025年12月6日(土)~2026年1月18(日) ※1月1・2日は休館日
次回会場:福岡会場(福岡三越9階「三越ギャラリー」) 2026年2月28日(土)~2026年3月29日(日)
入場には基本、チケットが必要です。
会場で購入できる当日券もありますが、混雑緩和のため土日は日時指定制となっていることもあります。入場料や購入方法を含め、行く前にチケット情報を必ずチェックしてくださいね。








