こんにちは。皆様は趣味ってありますか。
私は趣味を聞かれてもパッと思い浮かびません。昔はそれこそ音楽を聞いたり、本を読んだり、スマホゲームだって熱中していたのですが、いずれもあまり今は熱が持てず。ポケ森だけはまだ熱が残っている程度でしょうか。
時間があるときにやることといえば、SNSをただ眺めたり、YouTubeを見たりがほとんどになってしまっています。
病気(うつ病)の影響もあるのでしょうか。何かに集中したり、楽しんだりするのが難しいのです。
どんな小さなものでもよいので、何かしら趣味を見つけたいと思うようになりました。何か始めないと怖いとさえ思っています。
そんな私が今、気になっているのが”おうちカフェ”。おうちカフェを始める前に夢中になってしまっているのが「カップ&ソーサー」探しです。

最初こそ、おしゃれにカップ&ソーサーで紅茶を飲んでみたいな、程度でしたが、気づいたらすっかり探すのに夢中になっていました。
Xで見かけた”おうちカフェ”写真「スマホから離れたい」気持ちを後押し
実は私、カップ&ソーサ―をひとつも所持しておりません。家にあるのはマグカップとタンブラーばかりです。
ではなぜ、急にカップ&ソーサー探しに目覚めたのか?それはXで出会った写真です。
窓際のテーブルの写真。白いテーブル上はまるでお店のようです。手前にはおいしそうな焼き菓子、その隣には花が描かれたカップ&ソーサー。後ろには同じデザインのティーポットも並んでいました。
まさに”丁寧な暮らし”が伝わるお写真。



特に食器にまでこだわっているのに感動しました。
私は家にいる時間の大半をスマホに費やしてしまいます。ひたすらXやインスタグラムで「行ってみたいお店」や「食べてみたいもの」を増やす、YouTubeではまとめ動画を流し聞く。
何もしない時間が怖くて、スマホに手を伸ばすのです。でも、スマホ時間が長すぎることで今度は、
- 情報を得るばかりで行動につながらない
- 得た情報も真偽がわからない
等々、危機感や不安感が出てきます。スマホで情報を得ているつもりだったけれど、結局は脳を疲労させているのではないかと。スマホを手放せる時間が自分には必要だと思ったのです。



ティータイム=贅沢な時間、だから私にはもったいないと、どこか罪悪感も感じてしまいます。
でも、本当は”お気に入りの食器を使う”、”飲み物をじっくり味わう”ってすごく素敵な時間ですよね。
贅沢な時間って自分を大切にする時間のことだと思うのです。
お気に入りのカップ&ソーサーを見つけたい
スマホ時間だって自分が楽しいと感じていれば”贅沢な時間”になります。でも今の自分が求めているのはスマホ時間ではありません。
自分のために食器を選んで、お茶を入れて、お菓子もほしければ用意する、そういう時間が欲しいのです。



もともと可愛い食器を見るのが好きだったのを思い出しました。
カップ&ソーサ―に馴染みがなかったのですが、世の中には素敵なカップ&ソーサーがあふれているのですね。それに気が付けただけで、何だか最近ちょっと楽しくて。狭くなっていた世界が少し広がった気がします。
気になっているブランド一覧
ひたすらネットでカップ&ソーサーを眺めています。特にブランドを指定せず検索しているのですが、よく出てくるブランドがいくつか。
まだまだ全然詳しくないのですが、何となく「このブランドが好きかも」というのが掴めてきました。
使ったことないのに馴染みがある「ノリタケ」
個人的に欲しいと思うデザインが最も多いのがノリタケさん。シンプルなものから華やかなものまでありますが、いずれも上品さが感じられます。現代に寄り添いつつも、代々受け継ぐべきものを守っている印象です。
上品さと水色に一目惚れ「レースウッドゴールド」



実は一番最初にいいかもと思ったのがノリタケさんの「レースウッドゴールド」。大好きな水色にレースの感じも可愛いなと。
静かにでもなぜか生命力を感じる「花更紗」
華やかななのに落ち着きのある「ヨシノ」
厳かな雰囲気で大人っぽい「サブライム」



シンプルなのも好きですが、柄や色が入っている華やかなタイプにも心惹かれます。特にカップの内側にもデザインがあるタイプは、飲み物を入れたときどんな風に見えるのか想像するのも楽しいです。
定番さだけじゃない現代さもある「ナルミ」
ナルミさんは最初、割と落ち着いたデザインが多いのかと思ったのですが、見ていくと代々愛されてきたであろうデザイン以外にも若い世代を意識した現代チックなものや可愛らしいデザインもありました。常に新しいデザインに挑戦されているイメージです。
どこかで見た気がしてならない「ミラノ」
輝きに目を奪われる「プリマドンナ」



プリマドンナは絶対に実物を見たほうがよいです。たまたま店頭で見かけたのですが、写真で見るよりもキラキラと輝いていて、とても印象的でした。
鳥や蝶も爽やかな庭園がテーマ「ラマ―ジュ」
気品の高さを感じる「シャリラムーン」



シャリラムーンは最近、復刻されたシリーズのようです。人気作の中でもかなり復刻を望む声が多いシリーズで、2025年秋に待望の復刻。私も初見で「とっても素敵」だと思いました。
新たな自分が見つかるかも「ウェッジウッド」
カラフルな色使いや大胆なデザインが、豊富なウェッジウッド。気分をリフレッシュしたいときにぴったりです。
親しみやすい「ワイルドストロベリー」



花柄につい目が行きがちなのですが、果物柄の良さに気づかせてくれたのがウェッジウッドのワイルドストロベリーです。キュートな雰囲気が〇
デザインも縁も華々しい「バタフライブルーム」
日常離れしたい気分に寄り添う「ワンダーラスト」



絵柄だけではなく、カップも形に特徴があったりして眺めているだけでも楽しくなります。まるで美術館気分です。
守り続ける世界観「ロイヤルコペンハーゲン」
ロイヤルコペンハーゲンさんの世界観、とにかく好きです。独特の上品さや繊細さがあるカップは、眺めているだけで心を穏やかにしてくれます。
永遠と受け継がれるデザイン「ブルーフルーテッドプレイン」



ロイヤルコペンハーゲンの良さが詰まった「ブルーフルーテッド」シリーズ。白と青、シンプルながらも繊細さと美しさが究極まで表現されています。プレイン以外にも柄違いがありますが、いずれも美しいです。
繊細さを残しつつ青の存在感が増した「ブロムスト」
季節感たっぷりキュートな雰囲気の「スターフルーテッドクリスマス」



スターフルーテッドクリスマスは見たとき思わずキュンとしてしまいました。かわいいデザインですが、毎年毎年使うのが楽しみになりそうなカップですよね。
手書きのぬくもりと繊細さ「ヘレンド」
ヘレンドさんのカップ&ソーサーは、手描きで丁寧に描かれた絵柄が思わず目を引きます。個性的な絵柄の中にはきっと自分好みのものが見つかるはず。
人気アポニー・グリーンの色違いプラチナ彩と涼やかでクールな「アポニー・ターコイズ・プラチナ」



ヘレンドさんの中でもベストセラーなのは「アポニー・グリーン」。青色が好きな私は「アポニー・ターコイズ・プラチナ」のほうが気になっています。
ランダムな絵付け可愛らしい印象の「ミルフルール」
爽やかな気分に朝顔モチーフ「モーニンググローリーNY」



ヘレンドさんはサブモチーフが数種類あるデザインのカップがあったり、絵柄がランダムだったりするカップがあります。手書きだからこその楽しみ方で、自分だけの特別感が強まりますね。
優雅な美しさが際立つ「マイセン」
マイセンさんは、ついつい手にとってみたくなる不思議な魅力があります。優雅な雰囲気の通り、価格もリッチ。マイセンが高価なのは、ドイツ国内で磁土を掘るところから最後の仕上げまで、ひとつひとつ手作りで作られているからです。使うときは心がキュッと引き締まりそうですね。
造形美を存分に楽しめる「波の戯れ」
白さと小花のバランスにうっとり「散らし小花」
繊細さと溢れる気品「忘れな草」



マイセンさんは絵柄はもちろんですが、カップの形が本当に美しいです。”一度は手にもってみたい”そう思わずにはいられません。
お手頃価格から高級価格までこだわるのはブランド?デザイン?
カップ&ソーサーも価格帯にはかなりの幅がありますよね。ロイヤルコペンハーゲンさんでも、初めて価格を知ったとき思わずたじろいでしまったのですが、マイセンさんやヘレンドさんは最早言葉を失いました。
ブランド内でも価格差はあるので、ブランドでこだわるかデザインでこだわるかで選び方は変わりそうですね。



私はまずは手ごろな価格のもの。その中でもお気に入りのデザインのカップを探したいです。高級価格のものは目の保養にします。
カップ探しは奥深い!廃番&入手困難なカップ&ソーサーも
初めてのカップ&ソーサ―ということで、ぜひともお気に入りの1品を、とついつい気合が入ってしまっています。最初は新品を購入するつもりでいたのですが、探しているうちにフリマサイトまでチェックするように。
フリマサイトでは、人気の廃番デザイン品が結構掲載されています。



人気があったからこそ持っていた人も多いのか、やはり何だか惹かれるカップ達が多いのです。
探してみるとかなり古いものでも新品・未使用品も珍しくありません。
- 頂き物でもらったが使う機会がなく捨てることもできず箱のまま保存
- 大切すぎて飾るだけになっていた
もちろん、使用感があるものもあります。
- 金彩が剥げている
- 小さな欠けや汚れがある
使用感を気にされる方は多いと思いますが、やっぱり良さもありますよね。
お気に入りのものほど、初めて使用するときドキドキしませんか?でも、最初から使用感があると初めて使用するハードルを下げてくれる気がします。



単純に誰かのもとで大切にされていたカップを引き継ぐって素敵だなと思います。役目を一つ終えたカップ&ソーサーが、新たな場所で輝けるって尊いのではないでしょうか。
夢中になるカップ探し憧れが大きくなるおうちカフェ
お気づきでしょうか。私、すっかりカップ&ソーサー探しの沼にハマってしまっています。肝心のおうちカフェができるまでいつになるのやら。
さらにさらに、カップ&ソーサーを探すためにスマホを触る時間が増えてしまっている事態です。
でも、惰性でスマホをいじっていたときとは全く違います。目的があって触っているので充実感があります。



ただ、目は疲れます。
探すのは楽しいのですが、目のために早く「これだ!」というカップ&ソーサーを決めて、念願のおうちカフェをしたいです。
秋のおかげですかね。気持ちが少し軽い日々が続いています(エンジンがかかりやすくなっている分、眠れなくなってはいます)。
お気に入りのカップ&ソーサーをお迎えしましたら、またご報告できればと思います。こういうときこそ焦らず、ゆったりした気持ちで。