年1回【自立支援医療(精神通院)】更新手続きオンラインでやってみました

こんにちは。湿気と暑さにやられておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

湿気と暑さのダブルパンチは身体はもちろん、精神的にもしんどくなりやすいです。いつも以上に自分に優しく過ごしてくださいね。

さっそく今日の本題へ。今日テーマは、自立支援医療のオンライン更新手続きについてです。

自立支援医療とは”心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度(厚生労働省HPより)”です。

月華

私は自立支援医療の精神通院に該当。医療費の自己負担額としては、本来3割負担のところ1割負担となっています。大変ありがたいです。

私は自立支援医療を受け始めて数年になります。自立支援医療の有効期間は1年のため、更新手続きも慣れたもの。今年も更新の時期がやってきました。

自立支援医療の更新手続きは、診断書がいる年と診断書不要の年が交互にやってきます(治療方針に変更がない場合に限ります)。

私は昨年の更新時に診断書を提出しています。治療方針に変更もないため、今年は診断書なしで更新手続きOK!

月華

診断書は普通にお金がかかるので不要なのは素直にありがたいです(症状が良くなっていないのは喜べませんが…)

更新の申請は、おおむね有効期間終了3ヶ月前から受付してもらえます。3か月あるならと先延ばしにしたくなるかもしれませんが、通知が届いたら早めに行動しましょう。

目次

通知が届いたらとにかく中身をチェック

先ほど自立支援医療の更新について慣れたものと言いました。毎年同じような時期に更新手続きをしているのですから。

しかし実は自分の自立支援医療の有効期間、まったく覚えていません。いつ切れるのか心配したことがないのです。

でも、更新手続きを忘れてしまったことはありませんよ。

  • 役所から通知のはがきが届く
  • 診断書がいる年は病院でも教えてもらえる
月華

私に意識がなくとも通知はがきや病院スタッフさんが気づかせてくれます。

今年も通知はがきのおかげで「更新時期」だと気がつきました。

オンライン申請に挑戦してみた

今年は診断書が不要なので「役所にさえ行けばなんとかなる」と思ったのですが、この”役所に行く”のが面倒なのですよね。

平日に時間を作り、慣れない役所で、見知らぬ職員さんと話しながら、手続きをする。

想像するだけで気持ちは、どんより。約3か月間のどこか1日、かかっても数時間のことなのに億劫なのです。

「役所に行かなくて済んだらいいのに」なんて思いながら通知を見ていると”オンライン申請”の文字を発見。

「家の中で好きな時間に申請できるってこと?」ということで今年はオンライン申請をしてみました。

オンライン申請で必要だったもの

オンライン申請をしてみると、細かい情報の入力が求められたり、画像添付が必要だったりと、作業が多かったです。必要書類もあるので、ある程度落ち着いた時間・空間で行うのが〇。

必要なものは人によって異なります。下記はあくまでも一例としてご参照ください。

メールアドレス(もしくはアカウント作成)

オンライン申請でまず求められたのが、アカウント作成。アカウントはGoogleかLINEで登録できるようになっていました。アカウント作成をすると申請履歴等が確認できるようになるそう。

アカウントを作成したくない場合はメールアドレスを使用して申請できるようになっていました。

月華

私は今後のことも考えてアカウント作成を選択しました。

マイナンバーカード

マイナンバーカードに記載されている情報を入力したり、マイナンバーカードを撮影した画像添付が求められました。

月華

マイナンバーによってオンライン申請ができるようになったのかなと思うので、やはりマイナンバーは必要でした。

自立支援医療受給者証

自立支援医療受給者証でも記載事項の入力と画像添付の必要あり。受給者番号や有効期間のほか、登録している病院、薬局等の”名称”と”所在地”までしっかり入力しましたよ。

月華

自立支援医療受給者証は通院時使用していたものの、中身をじっくり読んだことがなく、意外と個人情報の塊だなと感じました。

健康保険証(資格確認書)

健康保険情報も必要です。従来の健康保険証に記載されている「記号」「番号」「枝番」「保険者番号」「保険者名」の入力および健康保険証の写真画像が求められました。

私は健康保険証持ちでしたので、疑いもなく健康保険証で手続きしましたが、そういえば健康保険証は今後新規発行されないのですよね。

健康保険証以外にも、

  • 資格確認書
  • 資格情報のお知らせ
  • マイナポータル画面

で対応できるみたいです。

月華

病院ではすっかり健康保険証を出さなくなったのに、こういうとき選びやすいのは健康保険証なのですよね。

最後に改めて、自立支援医療のオンラインによる更新手続きについては、申請可否や申請方法が自治体によって異なります。ご自身の状態やお住いの自治体によっては、そもそもオンライン申請ができないケースも十分ありますのでご注意くださいませ。

申請後数日で交付物がメールで届いた

オンラインで申請を行うとすぐに登録したメールアドレス宛に”申請受け付けのお知らせ”が届きました。

その後、2日後には”交付物発行のお知らせ”メールが到着。

交付物の内容としては2枚の書類となっていました

  • 自立支援医療(精神通院)支給認定申請書(同意書)
  • 自立支援医療(精神通院)申請について

①の申請書は、役所の窓口もしくはHPから入手できる申請書。オンライン申請の場合は、オンライン上で入力した情報や添付画像をもとに、この申請書が作成されるようになっているのだと思われます。こちらはあくまでも確認用でしょう。

②の書類のほうが重要です。病院も自立支援医療の有効期間は把握しており、更新期間に受診すると窓口で”手続き状況”を確認されます。その際に申請処理中であると証明できる書類が「自立支援医療(精神通院)申請について」なのです。

「自立支援医療(精神通院)申請について」は病院に対して「受給者からの申請を受付し現在手続き中です」と役所が証明する書類です。”申請を受け付けた”・”不承認の場合があるため後日新たな受給者証を確認してください”等、役所から病院に対して説明及び注意事項が記載されています。

月華

本人の「手続きした」という言葉だけで安易に治療費を減額するのは、病院としてはリスクがありますよね。手続き中でも治療費の減額をしてもらうために大切な書類です。

オンライン申請の感想「役所に行くよりもずっと楽」

初めてのオンライン申請は、戸惑うこともありましたが案外あっさり終わりました。今までは役所に行って手続きをしていましたが、

  • 役所の開庁時間に制限されない
  • 人と関わらずに済む

この2つは精神的な負担を減らしてくれました。

月華

来年ももし自立支援医療が必要なままであればオンライン申請をするつもりです。

ただ、来年は診断書がいる年になりますので、オンライン申請の場合であっても”診断書の郵送”が必要になる模様。郵送料と郵送の手間を考えると悩みどころ。

理想としては更新不要になるくらい元気になっていることです。どうなるでしょうか。ちょっとでも良い状態になるように日々過ごしていこうと思います。

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この記事を書いた人

適応障害の末、社会人6年目で正社員を退職。現在は非正社員(年収240万)で幸せに生きていく方法を模索中です。
保有資格:社会福祉士/精神保健福祉士/化粧品検定1級
☆ねこと暮らしたい
☆美味しいもの・コスメ好き
☆お金の勉強中
☆不安とうまく付き合いながら自分に正直に生きたい

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